ロッテを2007年オフに自由契約となった中継ぎのスペシャリスト藤田宗一氏は、数チームから獲得オファーが届いた中で巨人を選んだ。
球界を引っ張ってきた伝統球団で3年間プレーしてみて
「メディアを始め、人が多かったですね。どこで誰が見ているか分からない」と注目度の高さを実感したという。
藤田氏は、どのチームも喉から手が出るほど欲しい実績十分の救援サウスポー。
巨人が提示した待遇より好条件の球団はあったが、それでも巨人に決めた理由は「トップ球団でやってみたかった」。
藤田氏は2005年、ロッテ日本一の際にも千葉・幕張で優勝パレードを経験している。
「こればかりは、やっぱりジャイアンツやな、違うなーと思いました。幕張の時も『千葉にこんなに人がいるのか』でしたが、巨人は銀座を抜けていきますからね。
『セ・リーグとパ・リーグの人気の差が出るなぁ』と、もっとビックリしました」