2021/12/8(水) 19:49配信 KKT熊本県民テレビ
熊本豪雨で氾濫した球磨川の流域治水対策が動き出す。国が表明したのは国内最大の流水型ダムを設置する方針だ。熊本県の蒲島知事は8日「住民と確認しながら整備を進める仕組みを構築したい」と述べた。建設方針が示されたゲート付き流水型ダムは、2020年7月の熊本豪雨で氾濫した球磨川流域の治水対策の柱として掲げられている。建設場所はこれまでの計画と同じ相良村で、高さ107.5m、総貯水量1億3000万t、完成すれば国内最大級の治水専用ダムとなる。国と県は7日、水没予定地を含む五木村と建設予定地の相良村を訪れ、ダムの方針について説明。五木村の村長や議員からは「ダムの影響が分からない状況では容認できない」、「洪水調節については一定の理解はできるが、住民に不安がある」などの声も上がった。蒲島知事は今後も村の振興を支援するとともに、地元に理解を得られるよう説明を続ける方針。
熊本豪雨で氾濫した球磨川の流域治水対策が動き出す。国が表明したのは国内最大の流水型ダムを設置する方針だ。熊本県の蒲島知事は8日「住民と確認しながら整備を進める仕組みを構築したい」と述べた。建設方針が示されたゲート付き流水型ダムは、2020年7月の熊本豪雨で氾濫した球磨川流域の治水対策の柱として掲げられている。建設場所はこれまでの計画と同じ相良村で、高さ107.5m、総貯水量1億3000万t、完成すれば国内最大級の治水専用ダムとなる。国と県は7日、水没予定地を含む五木村と建設予定地の相良村を訪れ、ダムの方針について説明。五木村の村長や議員からは「ダムの影響が分からない状況では容認できない」、「洪水調節については一定の理解はできるが、住民に不安がある」などの声も上がった。蒲島知事は今後も村の振興を支援するとともに、地元に理解を得られるよう説明を続ける方針。