鹿児島市の平川動物公園でホワイトタイガーが飼育員の男性を襲ってしまい男性が亡くなるという事故がありました。
ホワイトタイガーはこのまま殺処分になってしまうのでしょうか?ここにまとめます。
■ホワイトタイガーが飼育員の男性を襲う!
2018年10月8日午後5時すぎに鹿児島市の平川動物公園から『男性の飼育員がホワイトタイガーに襲われて意識がない』という通報が消防にあったようです。
警察と消防が駆けつけたところ、40歳の飼育員の男性がホワイトタイガーのおりの中で首から血を流して倒れていた、ということで。
どうやら、この男性はホワイトタイガーに襲われてしまったようです。
男性は、病院に運ばれましたが意識不明の重体となり亡くなってしまいました。
この飼育員の方がホワイトタイガーに襲われたのは閉園したあとでお客さんはいなかった、ということでした。
■人を襲った動物は殺処分になる?
この場合、ホワイトタイガーは殺処分になってしまうのか気になって過去の事例を調べてみました。
2015年10月にはニュージーランドのハミルトン動物園でスマトラトラのオズに飼育係が襲われて死亡する事故が起きたのですがこの時には、市当局は翌日にトラの殺処分は行わないとの発表がなされていました。
これは、オズが世界に野生で300〜500頭ほどしか存在しないとされている希少なスマトラトラであったこと。
さらに、事故は起こったものの檻からの逃亡によるものなどではなかったことが大きな原因だったようです。
【日時】2018年10月09日(火) 10:00
【提供】デイリーニュースオンライン