昨季、見事にチ−ム21年ぶりの連覇を果たしたが、2018年に続きCSファイナルステ−ジでソフトバンクに敗れ、日本シリ−ズに進むことができなかった。3連覇、そしてCSを突破するためには投手陣がカギを握る。2年続けてリ−グ最下位のチ−ム防御率。「打線のおかげと言われ続けているから投手陣が奮起しなければプロではない」(辻発彦監督)。明るい兆しはある。髙橋光成、今井達也、松本航、本田圭佑と昨季経験を積んだ若手先発右腕に上積みが望めることだ。さらに、松坂大輔が14年ぶりにチ−ムに復帰。“レジェンド”の野球に懸ける姿が投手陣に好影響を与えるのは間違いない。打線ではメジャ−へ旅立った秋山翔吾の穴を誰が埋めるか注目されるが、強力打線は健在だ。