卒検合格強要の川瀬検司容疑者(54)、生活扶助費詐取容疑で再逮捕 神奈川県警
神奈川県警交通捜査課と厚木署は12日、詐欺の疑いで、厚木市林3丁目、自称会社役員の川瀬検司容疑者(54)=虚偽有印公文書作成教唆などの罪で起訴=を再逮捕した。
再逮捕容疑は、共謀の上無収入で資産がないと虚偽申告し、5月1日から8月4日までの間、厚木市福祉事務所から生活扶助費として
計85万5700円をだまし取った、としている。同課によると、同容疑者は「体が悪くて働けなかったから生活保護費をもらっていた」などと供述、容疑を否認している。
同課によると、同容疑者は2003年7月に「夫婦共に病気で働けない。長男は中学2年生」として、生活保護を申請。同年8月から受給していたが、今年5月に「別居している」としていた長男が同居して働いていたことや、同容疑者や長男名義で数百万円の預貯金があることも判明した。
川瀬検司容疑者は8月、自動車教習所の卒業検定で不合格となったにもかかわらず、合格証明書を交付させた容疑などで逮捕されていた。
[匿名さん]