チャドクガは、日本を代表する毒蛾です。お茶の木などツバキ科の葉に発生することから茶毒蛾(チャドクガ)とよばれています。
幼虫期はいわゆる毛虫と呼ばれる外見で、黒く見える模様の部分に、風で飛ばせるほど小さな「毒針毛(どくしんもう)」と呼ばれる目に見えない小さな毒毛を持っています。この毛虫に直接触れたり、飛んできた毒毛が皮膚に刺さることで、皮膚炎などの被害が引き起こされるのです。幼虫はツバキ科の葉に密集し、集団で葉を食べます。危険生物であり、園芸植物の害虫でもある存在です。
(「3分でわかる!チャドクガの生態と刺された時の対処法」より)
幼虫期でも小さなうちは緑色で目立たないが毒針毛はちゃんと持っている。
毛虫自体を探すより喰われた葉の方が分かりやすい。
刺されると無性に痛痒くなり、集団でいるので赤い発疹が大量に出る。特に服の上から刺さると繊維の目を通して綺麗に整列した発疹になる模様。
放っておくと数日後、体がその毛を排出しようとして発疹が突起状に固くなる。
被害にあった時はまずガムテープなどでその毛を抜いた方が良い。
あなたが今座ってるベンチの後ろの椿、葉っぱがやたらと喰われていませんか?