🥮 五霞町･境町雑談

現場の住宅近くにスリッパ　茨城、家族４人殺傷事件
[2019年9月24日10時55分]


茨城県境町の住宅で会社員小林光則さん（48）と妻のパート従業員美和さん（50）が殺害され、子ども2人が重軽傷を負った事件で、小林さん方から約20メートル離れた林に、スリッパが落ちていたことが24日、捜査関係者への取材で分かった。境署捜査本部は犯人が室内でスリッパを履き、そのまま外に出た可能性があるとみて調べている。

小林さん方は住宅地から離れた林の中にあり、スリッパは県警が周囲を捜索中に見つかった。小林さん宅にあったものかどうかは不明という。小林さん方は窓に加えて無施錠のドアもあったといい、捜査本部は犯人が鍵の掛かっていない場所から侵入したとみて、現場検証して詳しく調べる。

捜査本部によると、23日午前0時40分ごろ、美和さんとみられる女性の声で「助けて」と110番があり、署員が駆け付けたところ、2階寝室で夫婦が死亡。首や顔に鋭利な刃物による複数の傷があった。2階の子ども部屋にいた中学1年の長男（13）も両足や腕に切り傷を負い重傷。小学6年の次女（11）は両手の痛みを訴え「スプレーのようなものをかけられた」と話しているという。

現場から凶器は見つかっておらず、1階にいた大学3年の長女（21）にけがはなかった。