>>410
いったいいつから吸血鬼は太陽光を浴びても死ななくなったのか?
じつは最初からなんです!!
ブラム・ストーカーの小説『ドラキュラ』の中で、ヴァン・ヘルシング教授たちはドラキュラ伯爵の留守を狙って、太陽が出ているうちにアジトのひとつに潜入するのですが、なんとそこにドラキュラ伯爵が帰ってきてしまうのです。
そして伯爵は銃すらものともせず、超人的な怪力でヘルシング教授らを蹴散らすと、日光の照らすロンドンの街中へと逃げてしまいます。
『ドラキュラ』の元ネタになったと言われる女吸血鬼の話『カーミラ』でも、カーミラは日が暮れるまで語り手のローラと一緒に城の庭で遊んでいるのです。
太陽の光は弱点でもなんでもなかったのか?というとそういう訳でもなく、物語の冒頭で、ドラキュラ伯爵は夜にならないと姿を現しませんし、カーミラのほうも夜明けから正午までは姿が消えてしまいます。
そもそも吸血鬼は死んだ人間、いわば幽霊のような存在です。吸血鬼が鏡に映らなかったりするのも元来、彼らが幽霊だからなのです。
幽霊やお化けは昼間になって姿を消しても、決して消滅することはありません。夜になればまた姿を現します。
つまりドラキュラが太陽を苦手とするのは、他の幽霊やお化けとまったく同じであり、ドラキュラが特に苦手とするわけではないのです。
むしろ午後からは太陽の下でも活動できる分ドラキュラのほうが耐性が強いといえるかもしれません。
ググれカス。もう黙ってろ馬鹿なんだからw