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池上さん“お手柄”冷静な判断で踏切内の男性の事故回避　関鉄レールメイトＯＧ

12/11(月) 18:31配信

産経新聞
池上さん“お手柄”冷静な判断で踏切内の男性の事故回避　関鉄レールメイトＯＧ

７０代の男性が動けなくなった踏切の前に立つ池上恵さん（写真：産経新聞）

　関東鉄道（茨城県土浦市、関鉄）の路線をＰＲするマスコットレディー「関鉄レールメイト」を務めた俳優の池上恵さん（３８）が、踏切内で動けなくなった７０代男性の“危機”を救った。踏切そばの非常ボタンを押して近くの気動車に危険を知らせ、男性の避難を助けた。関鉄レールメイトの任期中に、事故防止を呼びかけてきた池上さんは「事故にならなくて良かった」と安堵（あんど）している。

　池上さんは７日午前１０時５０分ごろ、茨城県取手市戸頭の関鉄常総線戸頭駅に向かう途中、自転車にまたがった男性が同駅近くの踏切内を進む姿を目にした。男性が渡っている最中に警報が鳴って遮断機が下りたため、池上さんは「危ないですよ。動けますか」と声をかけた。しかし、男性は踏切内に立ち止まったままで返答もなかったという。

　線路はほぼ直線で見通しが良かったが、池上さんは事故の危険を完全に回避するため、とっさに非常ボタンを押した。約４０人を乗せた取手行きの気動車は踏切の約１００メートル手前で停止。池上さんは遮断桿（かん）を持ち上げて、男性に外に出るよう促した。

　関鉄によると、男性運転手も踏切１８０メートル手前で人影を確認し、ブレーキをかけていた。７０代男性にけがはなく、遮断機の異常も見られなかった。関鉄運転車両課の担当者は「女性の対応は適切だった」と池上さんの冷静で迅速な対処を評した。

　池上さんは関鉄レールメイトの２期生。任期中には、「事故なし」にかけて地元の農家が提供した梨を配り、事故防止を呼びかける活動をしていた。

　池上さんは「事故が起きた踏切は地元の人も怖いイメージを抱く」と話し、地域住民や鉄道ファンらに親しまれる関鉄路線の“事故なし”を願っている。（海老原由紀、写真も）

西日本豪雨 各地の状況ライブ

関東鉄道常総線でレールのゆがみ見つかる 猛暑の影響か

NHK　2018年7月24日 16時45分

茨城県内を走る関東鉄道常総線は、筑西市にある駅の構内でレールのゆがみが見つかり、24日正午ごろからおよそ４時間にわたって運転を見合わせました。関東鉄道によりますと、猛暑の影響でレールがゆがんだ可能性があるということです。

24日正午前、茨城県筑西市の関東鉄道常総線の下館駅で、列車の運転士が車両に異変を感じたため点検を行ったところ、駅構内のレールがゆがんでいるのを見つけました。

関東鉄道によりますと、２本のレールの間が長さおよそ30メートルにわたって最大で28ミリ広がっていて、このところの猛暑で鉄製のレールが膨張してゆがんだ可能性があるということです。

現場でレールに水をかけて冷やすなどの復旧作業を行った結果、関東鉄道常総線は午後４時前に運転を再開しましたが、下館駅と下妻駅の上下線で、およそ４時間にわたって運転を見合わせました。

水戸地方気象台によりますと、筑西市では23日まで４日続けて猛暑日となっていて、24日正午の気温は32度１分だったということです。

守谷から下館へ

関東鉄道は首都圏で開催される各種花火大会やイベントなどへの利用促進を目的に、「TX＆常総ライン往復きっぷ」を購入した人に粗品を贈る「常総線 夏のお出かけ！キャンペーン」を8月1〜31日に実施する。


キハ5020形へのヘッドマーク掲出イメージ

ヘッドマークイメージ
「TX＆常総ライン往復きっぷ」は、関東鉄道常総線とつくばエクスプレスをお得に利用できる往復割引乗車券。発売額は下館〜秋葉原間3,080円、下館〜北千住間2,920円など区間によって異なり、利用開始日から2日間有効とされている。キャンペーン期間中、同きっぷを関東鉄道の駅で購入した先着2,000人に、もれなく粗品をプレゼント。無人駅から乗車した場合は守谷駅でプレゼントする。

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京成グループ

株を買い増し

関東鉄道株式会社では、2019年12月21日（土）〜2020年1月19日（日）、クリスマスや初詣など東京方面へ移動する際の鉄道利用促進を目的に、常総線「冬のお出かけ！キャンペーン」を実施する。つくばエクスプレスとの乗り継ぎで「下館〜秋葉原間」が最速87分で移動できるなど、2007年8月の快速列車運行開始以来、速達性が向上しており、また、「下館〜秋葉原間」が往復3,090円で利用できる「TX＆常総ライン往復きっぷ」などお得な乗車券の中から冬のお出かけに便利な乗車券を紹介し、常総線が筑西市・下妻市周辺から都心への利用にリーズナブルでたいへん便利であることをアピールする。

茨城県取手、常総、つくばみらい3市のキャラクターをあしらったラッピング列車（1両）が、関東鉄道常総線にお目見えした。取手—下館（筑西市）間を、来年まで約1年間走る。

　キャラクターは3人とも女子大学生の設定で、取手市が「取手きらり」、常総市は「姫乃（ひめの）●（石へんに水）花（れいか）」、つくばみらい市は「筑波未来（つくばみら）」。車両側面に、3人がそろった絵柄などがラッピングされている。

　3市と関鉄でつくる「常総地方観光促進協議会」が、配信している観光ガイドアプリ「ふらっと！294」をPRしようと企画した。アプリ名は常総平野に「ふらっと」立ち寄ると、県を縦断する国道294号をかけ合わせた。

　関東鉄道（土浦市）は、外国人利用者への案内をスムーズにするため、常総線と竜ケ崎線の有人駅計９駅に英語や中国語、韓国語など主要２０言語の音声翻訳アプリを搭載したタブレット端末を導入した。

　導入したのは常総線の取手、戸頭、守谷、新守谷、水海道、下妻、下館の７駅と竜ケ崎線の竜ケ崎と佐貫の２駅。駅員に声をかければ利用できる。タブレット端末には地図や乗り換え案内のほか、耳の不自由な人向けの筆談パットも搭載されている。

　同社の担当者は「利用者へ分かりやすく迅速に、多種多様なニーズに応えるように努めていく」と話している。

関東鉄道は、2020年10月31日（土）に常総線のダイヤ改正を実施。日中・夜時間帯の運転本数の変更、朝夕時間帯の快速列車の一部を日中時間帯の運転に変更など。平日日中時間帯の快速列車は、下館駅11:05発、13:05発、取手駅10:46発、11:46発、12:46発の上下計5本。