🔫 神奈川自衛隊・軍事

カナロコ by 神奈川新聞 11/11(金) 22:44配信

　女子高校生を脅迫し暴行したとして、強姦（ごうかん）などの罪に問われた海上自衛隊横須賀基地所属の海曹長の論告求刑公判が１０日、横浜地裁横須賀支部（植村幹男裁判長）で開かれ、検察側は懲役６年を求刑、弁護側は情状酌量を求めて結審した。判決は１２月１５日。

　論告で検察側は「一定の計画性があったと認められ、極めて悪質。自分の欲望のはけ口として利用した」などと指摘。弁護側は「暴行などの粗暴な行為は一切行われておらず、同種の犯行の中でも悪質性が高いとまでは言えない」と主張した。

　被告は最終意見陳述で「（被害者の）人生にとって一番大切な時間を奪い、拭いきれない心の傷を与えてしまった。申し訳ありませんでした」と謝罪した。

　起訴状などによると、被告は１月上旬〜２月中旬、横浜市内のホテルなどに女子生徒を呼び出し、わいせつ行為の動画を撮影した上で、複数回にわたって暴行を繰り返した、とされる。

　被告は別の女性への強要罪にも問われ、追起訴されていた。