>>375
東海大山形・滝監督(当時)「全て内野ゴロということは
打線のパワーが不足していたということでしょう」。
前年、PL学園(大阪)との29−7の歴史的大敗に比べれば善戦したと
いえるが滝監督は「全国に追い付くにはまだまだです」。
しかし、苦い経験が生かされ翌年夏には徳山(山口)、県岐阜商(岐阜)と破り、
県勢8年ぶりの初戦突破及び2勝を挙げ3回戦進出を果たした。
○鹿児島商工(現・樟南 鹿児島)が拓大紅陵(千葉)を5−0で破り、
史上初の九州勢全チームが初戦突破とういう快挙となった。
今回、JX−ENEOSが全国へ復活出場を果たしたから思い出したが、鹿児島商工の
エースは増永祐一(ヤクルト4位指名拒否−日本石油<現・ENEOS>)だった。
切れ味のある直球とスライダーが武器の安定感抜群の好投手だった。予選決勝では
鹿児島実の強打を封じ、全国3回戦では桐蔭学園(神奈川)の洗練された打線を完封している。