>>415
いいの。伝統的にラグビーのナショナルチームは国籍だけではなく、どこの協会に所属しているかで選択可能だから。現在の細かい規定は調べてみてね。
例えばオールブラックスだって昔からトンガやサモア系などアイランダーの選手が入ってる。
昔はこれらの母国代表をステップにして、最終的にオールブラックスに登り詰めていくのがトンガやサモア選手の目標でもあったのだよ。
その意味でジャパンに限らず、規則はゆるかったのだね。
しかし1999年のW杯のジャパン(平尾)が、ジョセフ(現ジャパン監督)やらバショップやら、かつてのオールブラックスのビッグネームを節操もなくジャパン入りさせたあたりから、国際的にも「そりゃやり過ぎだろ」って話になった。
当時は海外でもチェリーブラックスなんて皮肉られて情けなかったよ。
そんなことが可能なら、例えばカーワンがジャパンになってもOKになってしまうだろ?そんなのは誰でも違和感を感じるよ。
その頃から「ある国のシニア代表歴のある選手は別の国の代表にはなれん」という規則が明文化されたわけだよ。
それらを考えると、リーチにせよラブスカフニにせよ、名誉あるオールブラックスやスプリングボクスに名を連ねる可能性の退路を絶ってまで、ジャパンに加わってくれたってこと。
まあリーチは高校のときから日本に住んでたし、オールブラックスの可能性はほぼ無かったとは思うけど、特にラブスカフニなんてほとんどスプリングボクスの準メンバーだったわけだからさ。