六代目山口組と対立する指定暴力団・神戸山口組が分裂危機で揺れている。
神戸山口組の中核組織「山健組」のトップ、中田浩司組長(現在殺人未遂容疑で勾留中)が、神戸拘置所から離脱を表明したのだ。
「山健にあらずんば山口組にあらず」といわれ、長い間、山口組の本流だった山健組。
神戸山口組トップの井上邦雄組長も山健組出身で組長を務めた人物だ。なぜ、中田組長は離脱を決意したのか。
「中田組長と井上組長の溝が深まって『もう我慢ならない』と拘置所で決断したようだ。一つはカネの問題。山健組の上納金は高い上、、懲役や引退する組員への慰労金などいろんな出費もある。六代目山口組と神戸山口組は特定抗争指定暴力団に認定された上、新型コロナウイルスの感染拡大もあり、とりわけ神戸山口組はシノギができずに困っている。上納金を下げてという組員の訴えを中田組長は了解。しかし、井上組長が難色を示したので、離反を決意したようだ」(捜査関係者)
7月14日には山健組の会合があり、離脱が有力視される組長も姿を見せたという。
「組員の半数は中田組長と離脱するのでは」と前出の捜査関係者。
今も神戸拘置所で勾留されている中田組長。接見禁止措置がとられており、原則、弁護士としか面会ができない。なぜ、こうなったのか。山口組の元直参組長で作家の盛力健児氏がこう解説する。
「そういう状況でも中田組長が獄中から離脱を決めたというのは、井上組長との間によほどのことがあったのではないかと思います」
神戸山口組の中核組織「山健組」のトップ、中田浩司組長(現在殺人未遂容疑で勾留中)が、神戸拘置所から離脱を表明したのだ。
「山健にあらずんば山口組にあらず」といわれ、長い間、山口組の本流だった山健組。
神戸山口組トップの井上邦雄組長も山健組出身で組長を務めた人物だ。なぜ、中田組長は離脱を決意したのか。
「中田組長と井上組長の溝が深まって『もう我慢ならない』と拘置所で決断したようだ。一つはカネの問題。山健組の上納金は高い上、、懲役や引退する組員への慰労金などいろんな出費もある。六代目山口組と神戸山口組は特定抗争指定暴力団に認定された上、新型コロナウイルスの感染拡大もあり、とりわけ神戸山口組はシノギができずに困っている。上納金を下げてという組員の訴えを中田組長は了解。しかし、井上組長が難色を示したので、離反を決意したようだ」(捜査関係者)
7月14日には山健組の会合があり、離脱が有力視される組長も姿を見せたという。
「組員の半数は中田組長と離脱するのでは」と前出の捜査関係者。
今も神戸拘置所で勾留されている中田組長。接見禁止措置がとられており、原則、弁護士としか面会ができない。なぜ、こうなったのか。山口組の元直参組長で作家の盛力健児氏がこう解説する。
「そういう状況でも中田組長が獄中から離脱を決めたというのは、井上組長との間によほどのことがあったのではないかと思います」