西川口のホテル満室「平日は珍しい」…帰宅困難者であふれた主要駅
読売新聞 / 2021年10月9日 13時41分
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川口市ではマンホールから水があふれ、冠水した道路もあった(8日午前0時21分、川口市末広で)
首都圏で7日深夜に発生した地震は、埼玉県川口市、宮代町で震度5強を観測するなど、県内各地を強い揺れが襲った。県内で震度5強を記録したのは東日本大震災が発生した2011年3月11日以来、10年ぶり。
けが人は13人に上り、川口市ではブロック塀が倒れ、マンホールから水があふれるなどの被害が出た。鉄道の運休により帰宅できない人で、駅周辺のホテルはたちまち満室となった一方、インターネットカフェなどで夜を明かす人もいた。
今回の地震は、7日午後10時41分頃に発生。さいたま、加須、鴻巣、草加、蕨、久喜、八潮、三郷、幸手、吉川の10市で震度5弱を記録。熊谷、所沢、春日部、伊奈、杉戸など21市町で震度4を観測した。