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ロシア首相が択捉島訪問　プーチン氏公認、実効支配を誇示

共同通信 / 2021年7月26日 11時45分
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北方領土・択捉島の中心集落＝2019年9月（タス＝共同）

　ロシアのミシュスチン首相は26日、択捉島を訪問した。大統領に次ぐ政権序列2位の首相の北方領土訪問は、2019年8月のメドベージェフ氏以来2年ぶりで、菅政権下では初めて。

　ロシアでは領土割譲禁止条項を盛り込んだ改正憲法が昨年7月に発効していた。プーチン大統領が事前に訪問を事実上公認する異例の発言をしており、実効支配を誇示した形。北方領土の返還を求める日本の立場は一段と厳しくなりそうだ。

　プーチン氏は昨年9月に菅義偉首相との初の電話会談で平和条約交渉を進める方針を確認した。対面会談は実現しておらず、交渉は停滞している。（共同）

ロシア殿、日本政府に代わり、北方4島を管理してくださり、ご苦労様。
日本国は借金まみれで国家財政は破綻したも同然であり、とても北方4島を管理する予算はない。
ロシア殿のおかげで、日本国民は一円も税負担することなく、北方4島の領有権主張ができておる。
ロシア殿、今後も日本に代わり、北方4島のことで、せいぜい莫大な血税を課し、島民奴隷を酷使しの上、
世界最低水準の平均寿命を続けなすってくだされ。

露首相の北方領土訪問に日本抗議、中国がロシア寄りの発言
読売新聞 / 2021年7月28日 20時34分

　【北京＝比嘉清太】中国外務省の趙立堅ジャオリージエン副報道局長は２７日の定例記者会見で、日本政府がロシアのミハイル・ミシュスチン首相による北方領土訪問に抗議したことを問われ、「世界反ファシスト戦争勝利の成果は適切に尊重されるべきだ」と主張した。

　台湾情勢を巡って日本が米国と連携を強める中、中国側は、北方領土問題でロシア寄りの姿勢を示唆することによって日本をけん制する狙いとみられる。

　中国外務省報道官は従来、北方領土問題について、日露両国の協議による解決を促すという立場の表明にとどめることが多かった。今回は「両国間で円満に解決されるべきだ」と前置きした上で踏み込んだ。

　ロシアは、北方領土について、第２次世界大戦の結果、ロシア領になったと主張している。

露が北方領土に兵士宿舎新設、駐留軍の要員増強か
読売新聞 / 2021年8月11日 10時42分

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　【モスクワ＝工藤武人】タス通信によると、ロシア国防省は９日、北方領土で年内に兵士用宿舎１棟が新たに完成する見通しを明らかにした。露軍は北方領土の軍備強化を図っており、要員を増やしている可能性がある。

　国防省によると、国後、択捉両島では駐留する兵士や家族が暮らす宿舎７棟が建設済みという。２０１８年１２月時点で完成していたのは４棟だった。ロシアが不法占拠している北方領土で軍事関連施設の建設を加速させている実態が浮き彫りになった。

　露軍は昨年１２月、北方領土に高性能地対空ミサイル「Ｓ３００Ｖ４」を配備し、軍事演習も活発化させている。