陸自初の「水陸両用部隊」を来年創設、中国の尖閣急襲部隊に立ち向かう
6/9(金) 16:56配信
夕刊フジ
陸自初の「水陸両用部隊」を来年創設、中国の尖閣急襲部隊に立ち向かう
離島上陸訓練を行う自衛隊のエアクッション艇(写真:夕刊フジ)
米国防総省は6日、中国の軍事情勢に関する年次報告書を発表し、中国人民解放軍が、台湾侵攻や南シナ海での島嶼(とうしょ)防衛のため、水陸両用部隊による上陸作戦の遂行能力を高めようとしている、と指摘した。中でも、海軍陸戦隊(海兵隊)は、沖縄県・尖閣諸島への急襲作戦も念頭に部隊の育成を進めているという。日本は固有の領土を死守するため、警戒監視の強化や、陸上自衛隊初の水陸両用部隊を来年創設する。
報告書は、上陸能力を高める狙いについて、陸軍が台湾侵攻を、海軍が南シナ海での島嶼防衛を、それぞれ主な目的としているとした。尖閣諸島をめぐっては海兵隊が広東省で強襲揚陸作戦の訓練を実施したと指摘。水陸両用車や小型船舶を運用し、ヘリコプターで特殊部隊を投入する実戦的な内容だったという。
[匿名さん]