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陸上自衛隊大久保駐屯地(京都府宇治市)は29日、別の隊員にラーメンの熱い汁をかけるなどの暴行を加えたり、規定の場所以外で飲酒したりしていたなどとして、第3施設大隊第2中隊の隊員計8人を懲戒処分にしたと発表した。
処分を受けたのはいずれも男性隊員で、3等陸曹(34)=免職▽陸士長(23)=同▽同(23)=停職60日▽同(24)=同45日▽3等陸曹(28)=同40日▽3等陸尉(36)=減給15分の1、1カ月▽3等陸曹(28)=同▽1等陸尉(36)=戒告。大久保駐屯地によると、昨年5月に行われた陸自千僧(せんぞう)駐屯地(兵庫県伊丹市)の創立記念行事支援のため、同月7日から21日まで計37人を派遣。この間、処分を受けた隊員らの一部は本来禁止されている宿舎内での飲酒を行ったほか、別の隊員らに対し、熱いラーメンを入れた紙コップの汁をかけたり、土下座させて足で踏みつけて暴行を加え、10日間のけがをさせたりするなどした。