60歳以上の労災事故が増加 転倒多発、危険箇所の確認を
会員限定有料記事 毎日新聞2019年1月11日 大阪朝刊
社会一般
めっちゃ関西
年齢別の労働災害事故発生状況
年金受給開始年齢の引き上げや、定年後の継続雇用制度の整備で働く高齢者が増えるにつれ、60歳以上の労災事故が増加している。特に転倒による事故が多い。行政や企業も対策に乗り出しており、専門家は「危険な場所を洗い出し、働く人に具体的に伝えるという一歩踏み込んだ対策が必要」と指摘する。【用貝成子】
■死亡者の3分の1
「人は、つまずいてしまうようなものが何もない場所でも転倒する。だから対策が難しい。日ごろから歩き方に気を配ったり、階段で手すりを持ったりするなど繰り返し呼び掛けることが必要」と厚生労働省の労働基準局安全衛生部安全課の高松達朗係長は話す。
会員限定有料記事 毎日新聞2019年1月11日 大阪朝刊
社会一般
めっちゃ関西
年齢別の労働災害事故発生状況
年金受給開始年齢の引き上げや、定年後の継続雇用制度の整備で働く高齢者が増えるにつれ、60歳以上の労災事故が増加している。特に転倒による事故が多い。行政や企業も対策に乗り出しており、専門家は「危険な場所を洗い出し、働く人に具体的に伝えるという一歩踏み込んだ対策が必要」と指摘する。【用貝成子】
■死亡者の3分の1
「人は、つまずいてしまうようなものが何もない場所でも転倒する。だから対策が難しい。日ごろから歩き方に気を配ったり、階段で手すりを持ったりするなど繰り返し呼び掛けることが必要」と厚生労働省の労働基準局安全衛生部安全課の高松達朗係長は話す。