😷 静岡新型コロナ・感染症

四日市喘息は有名だが企業が資本力で隠した小児喘息多発地域がある。それは富士市で、高度経済時代に製紙工場群は、硫黄分が多い安価なC重油でボイラーを焚き、ろくに脱硫せずに大気に排出した。大気に放出された硫黄分は空気中の水分と反応し硫酸ミストとして呼吸器系を侵し、上昇した二酸化硫黄は酸性雨として降雨した。トタン屋根は10年でくち落ち、アンテナは5年でボロボロになった。最初は海風による塩害や急激に増えた自動車から排出された排気ガスによるものと企業側は主張したが、近隣住民の反発は強くそれを抑え込むため、コッソリ屋根の張り替えを保証したり、他地域への移転費用を出したりした。鈴川北側地域に、いまだに住宅がほとんどないのは当時のな残りである。
このとき富士市で多発したのが小児喘息である。現在の年齢で行けば50歳以上の人は小児喘息で病んだ人が多く、いまだに咳き込む人もいる。喘息から呼吸器系全般に、特に肺にダメージがあって肺に白い影がある方が結構いる。こういう人が新型コロナウイルスに感染すると、重篤化する可能性が他地域より高くなる可能性があるのではないか？