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4月2日放送の『チコちゃんに叱られる！』（NHK総合）で、飛行機が迷わないための“暗号”が話題になっている。

この日、チコちゃんから出された疑問は、「なんで空には目印がないのに飛行機は迷わないの？」。これにはナインティナインの岡村隆史（50）が答えることになったが、「管制官がうまいこと誘導してる」などと答え、不正解。チコちゃんによると「ウェイポイントのおかげ」だといい、さらにVTRには現役パイロットの木賀孝彦さんが登場し、詳しい解説が展開された。

ウェイポイントとは、飛行機が飛び立つ空港から目的地の空港までの進路上にある目印のこと。

それぞれのウェイポイントは緯度と経度で表わされており、そのポイントをなぞることで確実に目的地に着くことができるという。

とはいえ、実際にウェイポイントというものが目に見えるわけではなく、ナビゲーションシステムにウェイポイントが表示されているとのこと。

パイロットはその画面を頼りに目的地を目指し、管制官ともウェイポイントの名前を使ってやりとりする様子が紹介された。

そんな中、視聴者からもっとも反響を集めたのは、そのウェイポイントの名前。

名前は「聞き取りやすいこと」「発音がしやすいこと」「間違えにくいこと」という要素を持った5つのアルファベットで、国土交通省が決定しているということだが、九州北部から中国・上海を結ぶルート上には「POTET（ポテト）」、「ONIKU（オニク）」、「LAMEN（ラーメン）」という、まさかのネーミング。

さらに、北海道には、「KONBU（コンブ）」、和歌山県には「MIKAN（ミカン）」、秋田県には「KILLY」「TAMPO」があり、2つ合わせて“きりたんぽ”。また、食べ物だけではなく、その都道府県にちなんだ有名人の名前も採用されているといい、北海道には、俳優・大泉洋（47）を由来にした「YOSAN（ヨーサン）」、秋田には俳優の柳葉敏郎（60）を由来とした「GIBAR（ギバー）」もあることが判明した。

「このまさかのウェイポイントの名前に視聴者からは『面白すぎる！』『大泉洋とか柳葉敏郎とかすごすぎる』『大真面目にこれ決めたと思ったら笑えるな』といった驚きの声が殺到しています。実は多くの人がウェイポイントの存在を知らず、チコちゃんに答えを紹介されるまでは『GPSなどにより、ただ決められたルートを飛んでいるのでは？』という声も上がっていたため、この“面白すぎるウェイポイントの名前”には大反響が集まったようです」（芸能ライター）ユニークでためになる知識に視聴者も大喜びだったようだ。