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　韓国で26年の歴史をもつ「ナンタ」ってご存じだろうか。特別なセリフは用いない非言語劇。生活用品をとにかく叩きまくる劇なのだそうだ。日本でいうところの「歌舞伎」などの」ジャンルではなく、「キャッツ」みたいなタイトルが「ナンタ」であり、韓流の元祖に「韓国では」位置されている。…って、なんだ、それ。

　日本で韓流ドラマのハシリトと言えば、2003年にNHKBSで放送された「冬のソナタ」(限りなく山口百恵主演の「赤い疑惑」のパクリにあり得ない偶然の連続のドラマ)だろう。

　韓国では、この時期に日本で放送された韓国ドラマを第1次韓流ブームとする。続いて、K-POPが2010年代に登場してどうしてかやはりNHK紅白歌合戦に出場したのが、第2次。コマーシャルや物品販売ができないNHKに成り代わって、CSを中心に美容や韓国料理のレトルトを売りまくった第3次。そして、アフターコロナの今が、第4次。そう今韓国まみれの4次韓流が来ているのだと韓国の事情通は力説する。

　いや、まだ4次は、日本海の真ん中あたりで方向を見失っているのかもしれない。だから焦ったと思われる韓国観光公社と文化体育観光省が、韓流元祖の「ナンタ」に、日本人1000人を「誘致」するキャンペーンを行う。

　「韓国」的には、「日本」を含む国内外で「ナンタ」は、超話題になっているのだそうだ。知らんけど。

　そんなに誇るべき元祖なら、誘致なんてケチなことを言わず、交通宿泊費込みの「招待」にして、口コミで広げてもらったらいいのに。

　そうか、2000年を超えた時から、日本のマスコミは、韓国にその作成を丸投げし始めたということなら、そう「ナンダ」と思えるのだが。