🦐 加賀市雑談

石川県加賀市の中学生と小学生のきょうだいが、同級生などからいじめを受けたとして訴えを起こしました。きょうだいの父親は会見で、子どもたちの悲痛な叫びを代弁しました。
　一方、訴えられた加賀市は争う姿勢を示しています。

　この裁判は、加賀市内のきょうだいが同級生などからいじめを受けたとして、加賀市などに５３０万円あまりの損害賠償を求めているものです。
　２０日、金沢地裁で第一回口頭弁論が開かれ、加賀市など被告側は争う姿勢を示し、請求棄却を求めました。
　裁判後、会見に応じたきょうだいの父親は、加賀市教育委員会や学校側に、いじめに対する適切な調査や対応を繰り返し求めたが改善が見られなかったとして、次のように述べました。
父親：
「（息子いわく）いじめの加害者は絶対に許せない。その時、適切に対応しなかった先生はもっと許せない。だから今僕はこうなった」
　父親によると兄は小学２年生から４年間、地元の中学生や同級生から暴言や暴力といったいじめを受けていて、中学２年生になった今も不登校が続いているということです。
　加賀市は「プライバシーに関わる問題なのでコメントは差し控えたい」としています。