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5日、東京五輪卓球競技の女子団体決勝、中国を相手に1番ダブルスで敗れた日本は2番シングルスに伊藤美誠（スターツ）が登場。

同世代のライバル・孫穎莎（スンイーシャ・中国）を相手にゲームカウント1-3で敗れた。

■伊藤美誠 vs 孫穎莎
“黄金世代”2000年生まれの孫穎莎との同級生対決で伊藤は、これまで2勝7敗と負け越している。

2019年のチームワールドカップ、T2ダイヤモンドシンガポール大会と2戦連続フルゲーム、2020年の女子ワールドカップで2-4と接戦を演じていたが、今大会女子シングルス準決勝では0-4と完敗を喫している。

第1ゲーム、シングルスのリベンジを期す伊藤は、8-8まで食らいつくが、そこから離され8-11で落としてしまう。

第2ゲームは、伊藤は投げ上げる逆横系サービスを中心に先手を奪うパターンが増える。

しかし、痛恨のサービスミスから一気に流れが変わり、孫穎莎が連続得点。

第2ゲームも5-11で伊藤は落とす。

追い込まれた第3ゲーム、伊藤はサービスのコースを上手く散らし、得点を重ねる。

8-2と大量リードを奪った場面では、後陣からのカウンタースマッシュ→前陣でのカット→前陣で“みまパンチ”のスーパーラリーで得点。

11-3で伊藤が1ゲームを返した。

第4ゲームは不運なエッジボールなどもあり、上手く流れを掴めなかった伊藤はゲームカウント1-3で孫穎莎に敗れた。

0勝2敗と追い込まれた日本女子。

3番シングルスでは平野美宇（日本生命）と王曼昱（ワンマンユ・中国）が対戦する。

■女子団体決勝

日本 0-2 中国

石川佳純/平野美宇 1-3 陳夢/王曼昱〇
11-9/6-11/8-11/7-11

伊藤美誠 1-3 孫穎莎〇
8-11/5-11/11-3/3-11

平野美宇 – 王曼昱

伊藤美誠 – 陳夢

石川佳純 – 孫穎莎