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「あなたにとって要らないものは、誰かにとっての宝物」といった言葉がぴったりな出来事がネット上で話題となっている。とある企業の倉庫に眠っていた古めかしいPCの数々が、ツイッターに投稿したことによってかなりの値打ちがあることが判明したのだ。今回は、そんな出来事についてご紹介していきたい。

廃棄処分を待つPC、実は今も高値で取引される名機だった！

積み上げられた多数のパソコンや計器類。kunaicho（@kunaicyou）さんのツイート（画像：Twitterの投稿画像を引用）

発端となったのは11月11日に投稿されたkunaicho（@kunaicyou）さんのツイート。「うちの町工場の倉庫に廃棄期限に到達してていつ捨てられてもOKの古いPCがたくさんあるんだけど、需要あるかな？」というコメントとともに、倉庫の棚に積まれ「廃却設備」と書かれた紙の貼られた多数のPCの画像が公開されたのだ。「2021年3月廃却」とも書かれており、kunaichoさん曰く年末の掃除で完全廃棄される予定だったという。

しかしこれらのPC、なんと専門に取り扱う業者まで存在する「PC-9800シリーズ」と呼ばれる機種であることが判明。画像の光景が「宝の山」であることを指摘するリプライが殺到した。注目を集めたこのツイートは2021年11月17日時点までに3,000件に迫るリツイート、4,000件を超えるいいね！を集めるほどの人気を見せている。

廃棄前にネットで価値チェックがトレンドになる…かも？

ツイートには多くの反応が寄せられている。kunaicho（@kunaicyou）さんのツイート（画像：Twitterの投稿画像を引用）

リプライの中にはkunaichoさんに「捨てるのであれば譲ってほしい」と申し出るユーザーが多数現れた。また、「産廃にする前に（買取業者に）問い合わせてみてはどうでしょうか」といった掃除で廃棄する前に買取りを検討すべきというアドバイスや、「すごい価格で買取ってくれます」など、機種によっては5万円もの価格で買取る業者もあると伝えるリプライなどが多く寄せられている。

さらには「PCよりも下段の測定器の方が気になる…」と、「廃却設備」の札は貼られていないものの、PCと同様に無造作に積み上げられた測定器類に興味を示す声も聞こえてきたのだった。

最近ではネットオークションやフリマアプリで自分の不用品を処分する人も増えてきており、「もういらないんだけど、思い入れもあるし捨てるのはしのびないから売ってみよう」という人も増えてきているのではないだろうか。それでなくとも、あと1ヶ月もすれば年末の大掃除のシーズンが到来し、家の中にある不用品がザクザクと掘り出されることとなるはずだ。

読者のみなさんも自宅で眠る不用品を処分する際には、一度立ち止まってみてネットなどでそのアイテムの価値を調べてみてはいかがだろうか。「あなたにとって要らないものは、誰かにとっての宝物」。過去にハマった趣味のコレクターアイテムが、現在プレミアがついて高価になっていた、なんてこともあるかもしれないのだから。

参照元：うちの町工場の倉庫に廃棄期限に到達してていつ捨てられてもOKの古いPCがたくさんあるんだけど、需要あるかな？【kunaicho（@kunaicyou）さん】

※サムネイル画像（Image:「kunaichoさん」Twitterより引用）