県教委によると、再調査は93校を対象に実施。採点ミスは5教科全てで見つかり、内訳は正誤の判定ミス142件▽配点の誤り113件▽加点の計算漏れ77件▽採点漏れなど76件――だった。このうち、土浦二(土浦市)のミスが最も多く、53件だった。
新たに追加合格となったのは、境(境町)と取手一(取手市)の受験生計2人。境は、配点3点の国語の問題2問を、それぞれ2点でカウント。取手一は国語の1問で、正答を誤答と判定していた。
追加合格の生徒は牛久栄進(牛久市)と合わせて計3人となり、このうち2人が私立高校への入学金を既に支払っている。県教委は「受験生や家族の負担にならないよう、県教委が責任を持って関係先の学校に交渉していく」としている。採点した教員らの処分も検討している。
県立中学校と中等教育学校の入試や、解答用紙が残っている20年度の県立校の入試についても調査している。合否に影響があれば、生徒や家族の意向を確認したうえで、本来入学するはずだった学校に転校できるようにするという。
小泉元伸教育長は「生徒の将来を決定しかねない場面でのミスで、おわびする。早急に再発防止策を図る」と陳謝した。
採点ミスのあった学校
日立一▽日立二▽多賀▽日立商▽日立北▽太田一▽大子清流▽水戸一▽水戸三▽水戸農▽水戸工▽水戸商▽水戸南▽水戸桜ノ牧▽勝田▽勝田工▽佐和▽那珂湊▽茨城東▽那珂▽鉾田一▽鉾田二▽玉造工▽神栖▽波崎柳川▽土浦二▽土浦三▽石岡一▽石岡二▽中央▽龍ケ崎南▽江戸崎総合▽取手一▽取手松陽▽藤代紫水▽牛久▽牛久栄進▽竹園▽真壁▽下館二▽下館工▽下妻一▽下妻二▽水海道一▽水海道二▽八千代▽古河一▽古河二▽古河三▽三和▽境▽守谷▽伊奈
新たに追加合格となったのは、境(境町)と取手一(取手市)の受験生計2人。境は、配点3点の国語の問題2問を、それぞれ2点でカウント。取手一は国語の1問で、正答を誤答と判定していた。
追加合格の生徒は牛久栄進(牛久市)と合わせて計3人となり、このうち2人が私立高校への入学金を既に支払っている。県教委は「受験生や家族の負担にならないよう、県教委が責任を持って関係先の学校に交渉していく」としている。採点した教員らの処分も検討している。
県立中学校と中等教育学校の入試や、解答用紙が残っている20年度の県立校の入試についても調査している。合否に影響があれば、生徒や家族の意向を確認したうえで、本来入学するはずだった学校に転校できるようにするという。
小泉元伸教育長は「生徒の将来を決定しかねない場面でのミスで、おわびする。早急に再発防止策を図る」と陳謝した。
採点ミスのあった学校
日立一▽日立二▽多賀▽日立商▽日立北▽太田一▽大子清流▽水戸一▽水戸三▽水戸農▽水戸工▽水戸商▽水戸南▽水戸桜ノ牧▽勝田▽勝田工▽佐和▽那珂湊▽茨城東▽那珂▽鉾田一▽鉾田二▽玉造工▽神栖▽波崎柳川▽土浦二▽土浦三▽石岡一▽石岡二▽中央▽龍ケ崎南▽江戸崎総合▽取手一▽取手松陽▽藤代紫水▽牛久▽牛久栄進▽竹園▽真壁▽下館二▽下館工▽下妻一▽下妻二▽水海道一▽水海道二▽八千代▽古河一▽古河二▽古河三▽三和▽境▽守谷▽伊奈