>>26
海側の話
これもマジレスするとですが、60以下の人達は知りませんが大阪湾も自然な海岸でしたよね。当たり前の話なんですが。
それを、国が工業立国化される流れの一環で、大阪湾一帯の海岸地帯は全て埋め立てなどで、現在の姿形に変貌を遂げた訳です。分かりやすいのが、大阪臨海線だと思いますが、あの道路はいわゆる産業道路ですよね。
つまり、岸和田の海側を含めて、一度自然の海岸を埋め立てたばかりに、半永久的に工業関係の事業しか選択肢の無い地帯になっています。
ですので、海側一帯においても国内産業が一定の部分まで成長し切った現在においては、相当な変革をしないと現状は変わらない訳です。
泉大津などはフェリーターミナルなどを設けて少し違う展開もしましたが、大きくみれば似たり寄ったりです。
言いたいことは、土地や景観を根本的に変えてしまう事は比較的簡単なのですが、その先には産業としての選択肢が大きく制限されてしまうという事です。
残されてる漁業も土地柄が、こうまで変わると中途半端な
規模になってますよね。
大阪維新の都構想が良かったのか悪かったのかは別にしても、岸和田単独ではなくて、大阪府あるいは、和歌山北部や兵庫県東部、奈良県京都府まで含めるような大きな政策で決めていかないと、先ほどの海岸地帯の埋め立て後ではありませんが、行き詰まってしまってる感がありますね。
話は違いますが、高石や泉大津、忠岡などは海岸部のみ独立した自治体ですが、岸和田以南はそうではなくて、海あり丘陵地帯あり、山間部ありと良く言えば変化に富んでいるし、悪く言えば南東への縦長の似たような地勢地形をいくつもの自治体が別々に統治しており、効率という面では大変悪いです。
岸和田以南を泉南地区として、1つの自治体にする方法もアリかも知れませんね。