大坂なおみ、全仏欠場 このまま今季終了も…左太もも裏痛が影響「十分に準備する時間がない」
スポーツ報知 / 2020年9月19日 7時0分
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大坂なおみ
全米オープンで2年ぶり優勝を果たした大坂なおみ(22)=日清食品=が18日、自身のツイッターで27日開幕の全仏オープン(パリ)の欠場を表明した。全米前哨戦から抱える左太もも裏痛が影響し「十分に準備する時間がない」と説明。今後のツアー日程は新型コロナウイルスの影響で中止・延期が相次いでおり、このまま今季終了を迎える可能性もある。
全米女王の大坂が、開幕まで10日を切った全仏の欠場を決断した。ツイッターでファンへの感謝を述べ「左太もも裏にまだ痛みがあり、クレーコートの準備を十分にする時間がない。私にとって今回2大会の日程は近すぎた」と説明した。負傷は全米前哨戦を棄権した原因となり、全米は分厚いテーピングをして乗り切り、まだ回復の途中。コロナ禍での変則日程で、全米から2週間で再び4大大会に向かうのは困難だった。
全米直後から、関係者には欠場に気持ちが傾いていることを打ち明けていた。全米のハードコートは球足が速く、武器の強打が生きて最も得意とする。一方で全仏の舞台、赤土のクレーコートは球足が遅くなる。滑りやすい分、独特なフットワークが必要で、大坂は最高成績が3回戦と4大大会で最も苦手とする。ツアー中断中に練習した米国で主流の緑色クレーとも異なり、適応は簡単ではない。
けがが順調に治ったとしても、今後の日程は不透明だ。昨年は全米後に大阪開催の東レ・パンパシフィックOP、中国OPで2大会連続優勝を果たし、年間上位成績8人が出場するWTAファイナルに2年連続で出場した。ところが今年は、中国政府が年内の国際スポーツ大会全ての中止を決め、女子ツアーを統括するWTAは最終戦を含む8大会の中止を余儀なくされた。現時点で開催予定は10月のチェコでの1大会しかない。
スポーツ報知 / 2020年9月19日 7時0分
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大坂なおみ
全米オープンで2年ぶり優勝を果たした大坂なおみ(22)=日清食品=が18日、自身のツイッターで27日開幕の全仏オープン(パリ)の欠場を表明した。全米前哨戦から抱える左太もも裏痛が影響し「十分に準備する時間がない」と説明。今後のツアー日程は新型コロナウイルスの影響で中止・延期が相次いでおり、このまま今季終了を迎える可能性もある。
全米女王の大坂が、開幕まで10日を切った全仏の欠場を決断した。ツイッターでファンへの感謝を述べ「左太もも裏にまだ痛みがあり、クレーコートの準備を十分にする時間がない。私にとって今回2大会の日程は近すぎた」と説明した。負傷は全米前哨戦を棄権した原因となり、全米は分厚いテーピングをして乗り切り、まだ回復の途中。コロナ禍での変則日程で、全米から2週間で再び4大大会に向かうのは困難だった。
全米直後から、関係者には欠場に気持ちが傾いていることを打ち明けていた。全米のハードコートは球足が速く、武器の強打が生きて最も得意とする。一方で全仏の舞台、赤土のクレーコートは球足が遅くなる。滑りやすい分、独特なフットワークが必要で、大坂は最高成績が3回戦と4大大会で最も苦手とする。ツアー中断中に練習した米国で主流の緑色クレーとも異なり、適応は簡単ではない。
けがが順調に治ったとしても、今後の日程は不透明だ。昨年は全米後に大阪開催の東レ・パンパシフィックOP、中国OPで2大会連続優勝を果たし、年間上位成績8人が出場するWTAファイナルに2年連続で出場した。ところが今年は、中国政府が年内の国際スポーツ大会全ての中止を決め、女子ツアーを統括するWTAは最終戦を含む8大会の中止を余儀なくされた。現時点で開催予定は10月のチェコでの1大会しかない。