2021年12月23日 17時01分
フィギュアスケートの羽生結弦選手が、全日本選手権の公式練習後の会見で、来年2月の北京オリンピックについて、出場を目指す意向を示しました。
これまで羽生選手は、北京オリンピックについて公の場で出場する意思を明らかにしていませんでした。
公式練習では4回転半ジャンプ
羽生選手は、23日、全日本選手権の公式練習で、まだ誰も試合で成功させていない4回転半ジャンプの練習を繰り返し行いました。
羽生選手は先月、右足首をけがした影響で来年2月の北京オリンピックの代表選考を兼ねた全日本選手権が今シーズンの初戦となります。
24日の男子シングル前半、ショートプログラムを前に試合会場のリンクで行われた公式練習に参加し、午後1時すぎに白と黒のジャージ姿で氷の感触を確かめるようにゆっくりと滑り始めました。
練習ではフリーのプログラムでかける楽曲、「天と地と」にあわせて振り付けや全体の流れを入念に確認していました。
そして、得意のトリプルアクセルや4回転からの連続ジャンプの感触を確認したあと、35分間の練習の後半10分ほどの時間を使い、まだ誰も試合で成功させていない4回転半ジャンプ、クワッドアクセルを練習しました。
羽生選手は、勢いよく滑り出すと、踏み切りから素早く回って着氷する動きを繰り返していました。
2連覇を達成したピョンチャンオリンピックのあと、羽生選手は4回転半ジャンプの習得に意欲を見せていて、ことし10月にはNHKの取材に対して自身の最大の目標は4回転半ジャンプの達成だと話していました。
羽生選手が出場する男子シングルは24日に前半のショートプログラム、26日に後半のフリーが行われます。
[匿名さん]
普段から身体のケアには気をつけていた娘だからケガには強いなと思っていました。今はじっくり治療して復活を期待しております。
[匿名さん]