その才能はオランダの地で確かな輝きを放った。紗来は冒頭の3回転ルッツ−3回転トーループの連続ジャンプは軽度の回転不足はあったが、しっかり着氷。続くダブルアクセル−3回転トーループを決めると、一気に流れをつかんだ。ピンクの衣装を身にまとい、キュートな滑りで見る者を魅了。表現力などを示す構成点ではただ1人、35点台をマークし、他を圧倒した。演技を終えると、控えめに両拳を握った。得点が表示されて優勝を確認すると、浜田コーチになでられて、はにかんだ。
紗来は16年世界ジュニア女王の真凜、女優でフィギュアスケーターの望結を姉に持つ本田姉妹の末妹。国際大会デビュー戦だった昨年8月のアジア・トロフィー(バンコク)では2位で、同大会で優勝したのは1月に史上最年少で全米女王となったアリサ・リウ(13)だった。
小学5年生ながら、6年生や中学1年生もいるカテゴリーで戦い抜いた今季。最後に大きな勲章を手にした。
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表彰台で見せた涙の理由は 総合優勝の小平奈緒が語る
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勝見壮史 2019年2月26日19時21分
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世界スプリント選手権で総合優勝し、贈られた月桂樹(げっけいじゅ)を肩にかけて記念撮影に応じる小平奈緒
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涙の理由は——。スピードスケートの世界スプリント選手権で2大会ぶり、2度目の総合優勝を果たした小平奈緒(相沢病院)が26日、開催国のオランダから帰国し、表彰台で見せた涙の理由を語った。
小平奈緒、2度目の総合優勝 世界スプリント選手権
「まさか、マリアンからかけてもらえるとは思わなかったので」。羽田空港で取材に応じた小平は、照れ笑いした。
24日の表彰式で、月桂樹(げ…
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際大会初Vの11歳・本田紗来に「課題はない」 浅田真央、紀平梨花に続くのは確実?
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2019年2月24日 10時0分 Sports Watch
23日放送、日本テレビ「Going! Sports&News」に、フィギュアスケート解説者の佐野稔氏がVTR出演。国際大会で初優勝を飾った本田紗来の将来に期待を寄せた。
オランダで開催された大会の15歳以下が出場するクラスに、11歳で出場した本田は、ショートプログラムでトップに立つと、フリーでは7回の3回転ジャンプをすべて着氷させ、2位に20点以上の差をつけて圧勝した。
佐野氏はこの日のジャンプに失敗があり、コンビネーションジャンプで最初のダブルアクセルを跳んだ際、軸が曲がっていたと指摘。「普通なら転んでいい失敗」と述べた。だが、本田はそれでもバランスを崩さず、次の3回転ジャンプにつなげている。
佐野氏は「体のバランス、身体能力の高さを表したコンビネーションジャンプ」「生まれた瞬間から備わっている才能」と、本田の能力を絶賛した。
また、本田が紀平梨花や宮原知子を指導する濱田美栄コーチに師事していることから、佐野氏は「とても良い練習環境で滑っている」とコメント。トップスケーターを間近で見ていることから、「急にうまくなってきたのでは」と推測した。
「今11歳なので、当然、五輪取るぞといきたい」と期待を寄せる佐野氏は、本田に「課題はない」と絶賛。「順調に伸びてくれるだけで、ジュニアのうちにトリプルアクセルまではいく」と、浅田真央や紀平の後を追うはずとし、さらには「4回転という話にもなっていきそう」と続けた。
本田自身、10歳のときのインタビューで「五輪の舞台に立つのが夢」とコメント。「ジュニアの世界大会で優勝して、五輪の舞台に立てたら、出たら、絶対優勝したい」と話していた。その夢に向けて着実に成長している本田の今後が期待される。
[匿名さん]