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2021/05/12 12:35
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NO.9470255

NASAの小惑星探査機OSIRIS-REx 小惑星ベンヌから地球へ帰還開始

OSIRIS-REx帰還を示すイラスト(Image:NASA)

 NASAは2021年5月11日(現地時間)、小惑星探査機OSIRIS-RExが小惑星ベンヌを後にし、地球への帰還を開始したと発表しました。小惑星からのサンプルリターンは日本の「はやぶさ(MUSES-C)」と「はやぶさ2」に続くもので、順調ならば2023年の9月24日に地球に到着し、サンプルの入ったカプセルを地上へ届ける予定です。

 小惑星探査機OSIRIS-REx(Origins, Spectral Interpretation, Resource Identification, Security, Regolith Explorer)は、NASAゴダード宇宙飛行センターがミッション全体のマネジメント、アリゾナ州立大学のダンテ・ローレッタ教授が学術調査のトップとなって推進している、NASAにとっては初めてとなる小惑星からのサンプルリターン計画。宇宙機本体はロッキード・マーティンが製造し、2016年9月8日にULAのアトラスVロケットによって打ち上げられました。

OSIRIS-RExのミッションロゴ(Image:NASA)
OSIRIS-RExとペイロードフェアリング(Image:NASA)
OSIRIS-RExの打ち上げ(Image:NASA)

 目的地である小惑星ベンヌ(1999 RQ36)に到着したのは2018年12月。まずは周回軌道からベンヌの調査を行い、4か所のサンプル採取地点候補を選びました。

OSIRIS-RExの観測イメージ(Image:NASA/アリゾナ州立大学)
OSIRIS-RExのサンプル採取点候補位置(Image:NASA/アリゾナ州立大学)

 4か所のサンプル採取地点候補は、それぞれ鳥の名前から「ナイチンゲール(サヨナキドリ)」「キングフィッシャー(カワセミ)」「オスプレイ(ミサゴ)」「サンドパイパー(シギ)」と命名。このうちから「ナイチンゲール」クレーターが最終的にサンプル採取地点、バックアップ地点として「オスプレイ」が選ばれました。

OSIRIS-RExのサンプル採取点候補地点(Image:NASA/アリゾナ州立大学)
OSIRIS-RExのサンプル採取地点ナイチンゲール(Image:NASA/アリゾナ州立大学)

 OSIRIS-RExのサンプル採取方法は、日本の「はやぶさ」シリーズと似た形で、サンプル採取プローブのみを接地させ、窒素ガスを吹き付けて小石や砂を巻き上げ、採取するというもの。ナイチンゲールでのサンプル採取は2020年10月20日に実施され、搭載したカメラで着地の瞬間が確認されると、ミッションコントロールは歓喜に沸きました。

OSIRIS-RExサンプル採取の瞬間(Image:NASA/アリゾナ州立大学)
サンプル採取成功に沸くOSIRIS-RExのミッションコントロール(Image:NASA)

 サンプルを格納する容器のフタが正常に閉じられ、サンプル採取に成功したOSIRIS-RExは、小惑星ベンヌの周回を続け、さらに多くの観測を実施。2021年4月7日に最後の観測を約6時間行い、およそ4000メガバイトのデータを4月13日にかけて、ゆっくりと(通信速度は412キロビット/秒で、通信可能時間は1日あたり4~6時間)地球へと送信しました。

閉じられるOSIRIS-RExのサンプル収納カプセル(Image:NASA/アリゾナ州立大学)
OSIRIS-RExの観測イメージ(Image:NASA/アリゾナ州立大学)

 最後の観測を終えたOSIRIS-RExはアメリカ東部標準時の5月10日16時23分、メインエンジンを7分間全力噴射。これによって時速約1000kmに加速し、小惑星ベンヌの引力圏を離れて地球への帰路につきました。

 NASAのトーマス・ズルブチェン科学副長官は「OSIRIS-RExは多くの成果をあげ、探査がリアルタイムで展開する大胆で革新的な手法を実証してくれました。チームは困難に立ち向かい、そして今、私たちは原始太陽系の手がかりとなるサンプルを地球へと持ち帰り、科学者たちが何世代にもわたってその秘密を解き明かすことが可能になります」とのコメントを発表しています。

OSIRIS-RExが撮影した小惑星ベンヌ(Image:NASA/アリゾナ州立大学)

 OSIRIS-RExは太陽の引力によって地球を目指し、途中でいくつかの軌道修正を実施して地球の引力圏へと帰還します。サンプル収納カプセルには、トータルで60g以上のサンプルが入っているとみられ、順調ならば2023年9月24日にカプセルをユタ州の着地点に向けて投下する予定となっています。

<出典・引用>
NASA プレスリリース
Image:NASA/アリゾナ州立大学

(咲村珠樹)


【日時】2021年05月11日(火) 21:58
【提供】おたくま経済新聞


#12021/05/11 22:20
むむむ

[匿名さん]

#22021/05/11 22:20
大奇跡!!!

[匿名さん]

#32021/05/11 22:22
おきて破りの逆ユーホー

[匿名さん]

#42021/05/11 22:29
オルガ・イツカついに完全勝利フラグを立てる

[匿名さん]

#52021/05/11 23:23
承認待ち画像
NASAもなかなかやるな!

[匿名さん]

#62021/05/11 23:33
これでいったい何が分かるの? 

[匿名さん]

#72021/05/11 23:35
キョウフノダイオウフッテクル

ノストラダムスとノストラダマシの違いかな?

[匿名さん]

#82021/05/11 23:46
オシリスの天空竜
オベリスクの巨神兵
ラーの翼神竜

火星とアンタレスでもいいか。色々と思うところが複雑に絡み合う。

[匿名さん]

#92021/05/12 00:14
NASAが日本の後追い(笑)

[匿名さん]

#102021/05/12 00:29
月面基地なんてまだまだ先になりそうだな 

[匿名さん]

#112021/05/12 00:31
>>10
月面にはエイリアンの基地があるのさ

[匿名さん]

#122021/05/12 00:32
承認待ち画像
>>0
お尻スレックス。
ユ○クロの新商品みたいだw

[匿名さん]

#132021/05/12 00:41
>>0
サイド3も行くらしい

[匿名さん]

#142021/05/12 00:54
>>9
有人シャトルは金食い虫だから、日本の真似をしたのさ。
生物起源の有機アミノ酸でも検出出来れば、月面着陸以上の大偉業だからな〜www 日本に負けたくないんだろうな。

[匿名さん]

#152021/05/12 02:03
お尻がなんだって?
ケツ探査機かよ

[匿名さん]

#162021/05/12 02:48
>>14
アミノ酸は?
バクテリアとは違いますか?
分かんない?

[匿名さん]

#172021/05/12 02:54
OSIRI-SExってなに?

[匿名さん]

#182021/05/12 06:14
>>0
オリンピックより無駄ですね。

[匿名さん]

#192021/05/12 06:32
>>17
最初だけ痛くてあとはメスイキ

[匿名さん]

#202021/05/12 06:32
NASAの発祥は韓国!
宇宙は大韓国朝廷の領空であり、領地!

[匿名さん]

#212021/05/12 06:37
もうJAXAとNASAだけが世界の宇宙開発をリードしてる感じだな

[匿名さん]

#222021/05/12 07:22


[匿名さん]

#232021/05/12 07:30
未知のウイルス持ち込むなよ

[匿名さん]

#242021/05/12 07:50
おはようございます

[匿名さん]

#252021/05/12 07:51
人類の選別が始まる

[匿名さん]

#262021/05/12 07:52
おはよう 今日もよろしく

[匿名さん]

#272021/05/12 08:15
NASAって何の略?

[匿名さん]

#282021/05/12 11:52
>>27
National Aeronautics and Space Administration

[匿名さん]

#292021/05/12 12:28
すごいことだし、はじめの一歩かもしれないし、やることに意味があるのかもしれないけど

もし地球にこれる宇宙人がいたとして、その宇宙人から見れば、何もない小惑星に降り立って空気やチリを持って帰って喜んでるのって、甲子園球児が砂持って帰ってきてるような感覚だと思います。

[匿名さん]

#302021/05/12 12:30
N にほん
A あんのうん
S すぺしゃる
A エアフォース

[匿名さん]

#312021/05/12 12:35最新レス
遠あるシューティング>>0
高得点で一機増やすぞ~チャララッララー

[匿名さん]

スレが立ってから30日を過ぎるとレス投稿が出来なくなります。

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