新型コロナ影響 入試方法など変更の大学70校 一覧公表 文科省
2021年1月20日 17時24分
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、個別の入試の方法などを変更した大学は、これまでに70校に上っていることがわかりました。
文部科学省は一覧を公表するとともに、受験生に対し、各大学のホームページで最新の情報を確認するよう呼びかけています。
文部科学省は国公私立大学の個別の入試が本格化するのを前に、感染拡大の影響で選抜方法や試験時間を変更した大学や短期大学を調査しました。
それによりますと、今月15日までの時点で変更があったのは、
▽国立大学が10校
▽公立大学が8校
▽私立大学が38校
▽短期大学が14校と、合わせて70校にのぼりました。
この中には、1月に入って変更を決めた大学もあり、
▽東京 府中市の東京外国語大学では、開始を午後に繰り下げ、英語の試験時間を短縮したほか、
▽山口県の山陽小野田市立山口東京理科大学では、個別の学力検査を中止し、大学入学共通テストの得点で合否を判定することにしています。
文部科学省は、20日にホームページで一覧を公表し、変更があれば週に1回程度、情報を更新するとしていますが、受験生に対して、各大学のホームページで最新の情報を確認するよう注意を呼びかけています。
また、各大学に対しては「出願後の試験科目の大きな変更など、受験生の進路選択に影響を及ぼすような変更があってはならない」として、感染対策を徹底し予定どおり試験を行うよう求めています。