🏃🏿‍♀️ 陸上競技

＜名古屋ウィメンズマラソン＞清田「日本人トップ目指す」

毎日新聞 3/10(金) 19:16配信

＜名古屋ウィメンズマラソン＞清田「日本人トップ目指す」

名古屋ウィメンズマラソンに出場する清田（左から３人目）ら招待選手＝名古屋市内で２０１７年３月１０日、岸本悠撮影

　◇１２日号砲

　陸上の世界選手権（８月、ロンドン）の代表選考会を兼ねた名古屋ウィメンズマラソンは１２日、名古屋市のナゴヤドームを発着点に行われる。１０日は招待選手の記者会見が同市内であり、昨年４位の清田真央（スズキ浜松ＡＣ）は日本陸上競技連盟の派遣設定記録、２時間２２分３０秒を目標タイムに掲げ「日本人トップか優勝を目指している」と話した。

　今大会は１月の大阪国際女子に続き、前半より後半のタイムが速い「ネガティブスプリット」を目指すペース設定が採用される。３連覇を狙うキルワ（バーレーン）がより速い設定を求めており、ペースメーカーは２通りに分けられる見込み。

　清田は「キルワさんに付いて、しっかり粘りたい」と明言。一方、桑原彩（積水化学）は「後ろを考えている」と後半勝負の考えを明らかにした。【岸本悠】

名古屋ウィメンズマラソンで３人が一時心肺停止、医療チームが救う
スポーツ報知 3/12(日) 19:47配信

名古屋ウィメンズマラソンで３人が一時心肺停止、医療チームが救う
名古屋ウィメンズマラソンの前々日会見に登場した（左から）桑原彩、竹地志帆、清田真央、岩出玲亜、Ｅ・キルワ、石井寿美、加藤麻美
　１２日に行われた名古屋ウィメンズマラソンの競技終了後、フェアウェルパーティーが名古屋市内のホテルで行われた。初マラソンのタイムとしては日本人最高となる２時間２１分３６秒をマークし、日本人トップの２位に入った安藤友香ら選手も参加した。

【写真】初マラソン日本人最高の２時間２１分３６秒でゴールし、笑顔の安藤友香

　乾杯の前に愛知県の大村秀章知事らがあいさつ。大村知事は「今年は３人が心肺停止なった」と明かした上で「緊急医療チームのおかげで全員が息を吹き返した。医療チームには感謝状を渡したい」と話していた。

前田彩里「戻ってこられた」11日名古屋ウィメンズ
[2018年3月9日18時9分]
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笑顔でレースでの健闘を誓う（左から）バラリー・ジェメリ、清田真央、前田彩里、小原怜、関根花観、チェイエチ・ダニエル（撮影・前岡正明）
笑顔でレースでの健闘を誓う（左から）バラリー・ジェメリ、清田真央、前田彩里、小原怜、関根花観、チェイエチ・ダニエル（撮影・前岡正明）
笑顔で記者の質問に答える前田彩里（撮影・前岡正明）
　１１日に号砲が鳴る名古屋ウィメンズマラソンに出場する有力選手が９日、名古屋市内で会見した。

　３年前の大会で当時、日本歴代８位の２時間２２分４８秒を出した前田彩里（２６＝ダイハツ）は約２年半ぶりのマラソンに挑む。１５年世界選手権後は左足の故障に苦しんだが、ようやくマラソンの舞台に戻ってきた。「いろんな人に支えられて、ここに戻ってこられた」と周囲への感謝を述べ、東京オリンピック（五輪）の代表選考会であるグランドチャンピオンシップ（ＧＣ）の出場権を最低限の目標とした。

　今夏の世界選手権で日本勢最高の１６位だった清田真央（２４＝スズキ浜松ＡＣ）は先頭集団で戦うレースプランを描き「思いっきり楽しんで走りたい」と笑顔。男子マラソンでは先月、日本記録が更新されただけに「刺激をもらました。女子もみんなで切磋琢磨（せっさたくま）して、記録に挑戦していけたら」と意欲的だった。

関根花観が初マラソン３位　震災の年に肌で感じた事
[2018年3月12日9時47分 ]
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日本人トップの３位でゴールした関根はＧＣチケットを手に笑顔を見せる（撮影・前岡正明）
日本人トップの３位でゴールした関根はＧＣチケットを手に笑顔を見せる（撮影・前岡正明）
＜名古屋ウィメンズマラソン兼ＧＣ出場選考会＞◇１１日◇ナゴヤドーム発着（４２・１９５キロ）

　リオ五輪１万メートル代表で、マラソン初挑戦の関根花観（はなみ、２２＝日本郵政グループ）が２時間２３分７秒で日本勢最高の３位となった。日本歴代１３位、初マラソンに限れば４位となる好記録で、２０年東京オリンピック（五輪）の代表選考会グランドチャンピオンシップ（１９年秋以降、ＧＣ）の出場権を獲得。１月の大阪国際で日本歴代９位を出した松田瑞生（２２）に続き、女子マラソン界に楽しみな若手が現れた。

　ハーフマラソンの経験すらない。距離への不安は、関根には関係なかった。日本勢で唯一、２５キロすぎまで先頭集団で粘る。その後、ギアを上げたアフリカ勢２人に取り残されたが、最後まで変わらないペースを刻んだ。中間点〜ゴールまでの１時間１１分３５秒は、スタート〜中間点に比べて３秒遅れただけ。タイムを確認したのは最後の直線で「無我夢中でした。ＧＣは絶対取りたいと思っていた」と笑顔を見せた。

　１４年の入社１年目からマラソン挑戦を志願していた。練習拠点の東京・国分寺市から同・町田市の自宅まで往復約４０キロを１００円玉だけ持って走ることもある。実戦経験はなくても、準備はできていた。

　秋は不調だった。昨夏の世界選手権出場を逃し、気持ちが空回り。昨年１０月の米国合宿では全体練習から外され、涙した。宿舎へ戻る車の中で、温厚な高橋監督から「前を向け」と一喝された。入社以来、怒られたのは初めてだった。１２月にはマラソン初挑戦も決まり、気持ちは吹っ切れた。

上原、福士らＭＧＣ切符目指す＝１０日に名古屋ウィメンズマラソン

2019年03月06日16時48分

リオデジャネイロ五輪の陸上女子５０００メートル決勝で力走する上原美幸（手前）。名古屋ウィメンズマラソンで快走なるか＝２０１６年８月１６日、ブラジル・リオデジャネイロ

　名古屋ウィメンズマラソンは１０日、ナゴヤドーム発着の４２．１９５キロのコースで行われる。２０２０年東京五輪代表選考会となるマラソングランドチャンピオンシップ（ＭＧＣ）出場権が懸かる国内主要大会「ＭＧＣシリーズ」の女子最終レース。リオデジャネイロ五輪５０００メートル代表の上原美幸（第一生命）がどこまで記録を伸ばせるか注目される。
　上原は昨年９月のベルリンで初マラソンながら２時間２５分４６秒。ベルリンは調整不足だっただけに、２度目のマラソンとなる今回は快走へ期待が高まる。２時間３０分１４秒以内で走れば、順位に関係なくＭＧＣの出場資格を得る。

大阪国際女子マラソンのスタート直後に集団の中で走る福士加代子（中央）。名古屋ウィメンズにも出場する＝１月２７日、大阪・ヤンマースタジアム長居

　１月の大阪国際女子で転倒し、３５キロすぎに途中棄権した福士加代子（ワコール）はＭＧＣ切符獲得に再挑戦する。転倒で両膝などに軽傷を負い、短いレース間隔となるが、マラソンでの五輪２大会連続代表入りへ望みをつなげるか。１５年世界選手権代表の前田彩里（ダイハツ）も、同年に２時間２２分４８秒を出した好相性の名古屋で復活を印象づけたい。
　ＭＧＣの出場権は、既に得た選手を除き、２時間２８分０秒以内で日本選手３位以内に入るなどの条件を満たせば獲得できる。女子の有資格者は９人にとどまっており、複数選手の獲得が望まれる。レースは前回２位で２時間２０分５３秒の記録を持つバラリー・ジェメリ（ケニア）が中心になりそうだ。（2019/03/06-16:48）

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福士、上原ら５人ＭＧＣ獲得／名古屋ウィメンズ詳細
[2019年3月10日18時12分]

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更新

＜陸上：名古屋ウィメンズマラソン＞◇10日◇ナゴヤドーム発着（42・195キロ）

福士加代子（ワコール）上原美幸（第一生命グループ）前田彩里（ダイハツ）谷本観月（天満屋）池満綾乃（鹿児島銀行）の5人が2020年東京オリンピック（五輪）代表選手選考会「マラソングランドチャンピオンシップ（MGC）」の出場権を獲得した。

日本人選手のトップは2時間23分52秒をマークした、すでにMGC出場権を獲得している岩出玲亜（アンダーアーマー）で

岩出、会心の逆転＝名古屋ウィメンズマラソン
2019年03月10日18時14分


４０キロすぎ、福士加代子（右）を抜く岩出玲亜＝１０日、名古屋市内（代表撮影）

　日本選手トップでゴールしたのは、前回の名古屋ウィメンズでＭＧＣ切符を取得済みの岩出だった。終盤に福士らを抜き、自身初めて２時間２４分を切る会心のレース。「優勝はできなかったが、日本人１位を取れて自己ベストまで付いてきたので、すごくうれしい」。笑顔がはじけた。
　４０キロ走などの練習から粘り強さを体に覚え込ませ、「３０キロからを頑張るように意識していたし、それが生かされているとレース中も分かった」。前の走者を視界に捉えていたことも逆転の原動力となった。「足（の力）も残っていたし、順位を上げられた。大きな手応えを感じた」。ＭＧＣに向け、収穫が多かった。（2019/03/10-18:14）

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