体操畠田、種目別で金2個
夏季ユニバ第5日
2019/7/8 00:49 (JST)
©一般社団法人共同通信社
段違い平行棒決勝の演技を終えガッツポーズする畠田瞳=ナポリ(共同)
【ナポリ(イタリア)共同】ユニバーシアード夏季大会第5日は7日、イタリアのナポリなどで行われ、体操の種目別決勝で女子の畠田瞳(セントラルスポーツ)が段違い平行棒を14.000点、平均台を13.000点で制し、団体総合、個人総合と合わせ4冠となった。卓球女子団体の日本は中国との決勝に臨む。
競泳は女子200メートル平泳ぎで、選手団主将の渡部香生子(JSS)が準決勝に進んだ。ラグビー7人制の日本は男女ともに準決勝でロシアを下し、決勝に進んだ。男子は南アフリカ、女子はフランスと対戦する。
[匿名さん]
【女子体操競技】筋金入りの努力家・畠田瞳が個人総合金!〜第30回ユニバーシアード
椎名桂子 | 体操・新体操を中心に取材・発信を続けるフリーライター
7/7(日) 15:29
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女子団体総合表彰式での日本チーム。畠田はこの翌日、個人総合でも金を獲得!(写真:森田直樹/アフロスポーツ)
なんと頼もしい18歳なんだろう。
昨年の世界選手権で初の代表入り。
今年も、NHK杯2位で見事2年連続の代表入りを果たした畠田瞳は、じつに「期待を裏切らない選手」だ。
畠田瞳のゆかの演技(2019NHK杯)
体操を始めたのは、10歳と今どきの競技選手にしては遅い。
それでもグイグイと力をつけ、短期間で競技成績が伸びてきたことを、「多分、両親のDNAのおかげ。感謝です。」と先日、NHKで放送されたドキュメンタリー番組の中で、彼女は言っていた。
両親が有名選手ということは、素質には恵まれているかもしれないが、同時に、大きなプレッシャーを抱えながら競技に向き合うことになる。それでも彼女はその重圧を口にすることはなく、むしろ「感謝」と言ってのける。
妹の千愛も、将来を嘱望される選手であること、素質の面ではむしろ妹のほうが恵まれているかもしれないと、コーチである母も認めていること。
それもまたプレッシャーではないかと思うのだが、彼女は妹の存在も厭わない。心強くもあり、励みにしているように振る舞う。いや、多分、心からそう思っているのだろう。
そんな畠田瞳は、大きな舞台に強い。という印象がある。
今でこそ18歳で、国際大会の経験も積んできたが、もっと前から、常に期待に応える結果を残してきた。
とんとん拍子、なわけではないと思う。そうなるだけの努力と準備をしてきた結果なのだと思う。NHKのドキュメンタリーの中で、コーチが「我が子ながら尊敬する」と言っていた。これは指導者としても親としてもなかなか出る言葉ではない。
それほどまでに、畠田瞳は筋金入りの努力家なのだ。
今大会でも個人総合予選を首位通過。
そして、日本時間の今朝がた行われた個人総合決勝でも、平均台で1位、段違い平行棒で2位、ゆか、跳馬は3位と、1種目のとりこぼしもなく総合得点で2位の選手に1.250 差をつける圧勝で金メダルを獲得した。
[匿名さん]
2021/10/20 20:56 (JST)10/20 21:09 (JST)updated
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日本体操協会は20日、体操の世界選手権で女子の畠田瞳(セントラルスポーツ)が21日の女子個人総合決勝を棄権したと発表した。20日に段違い平行棒の練習中、離れ技で落下して首を損傷し、病院で磁気共鳴画像装置(MRI)検査を受けた結果「中心性脊髄損傷・頸椎打撲傷」と診断された。現在、入院しているという。
今夏の東京五輪にも出場した21歳の畠田瞳は18日に予選に臨み、個人総合で4種目合計53.798点の4位で通過していた。
共同通信
[匿名さん]
体操女子東京五輪代表の畠田瞳(21)=セントラルスポーツ=が22日、インスタグラムで4月の全日本選手権を最後に現役を引退することを発表した。「この度、私は4月の全日本体操個人総合選手権をもって現役の選手を引退するという、人生のひとつの区切りを付けさせたいただくことになりました。近年、新型コロナウイルス感染拡大によって様々な大会や遠征が中止、延期になるなどこの先の見通しがつかない状態でのモチベーションを保つのが難しいことと、昨年の世界選手権での怪我が重なりこのような決断に至りました」と、理由をつづった。
[匿名さん]