乙黒圭祐はフォール負けで初戦敗退 男子フリースタイル74キロ級【東京五輪レスリング】
8/5(木) 12:41配信
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中日スポーツ
乙黒圭祐(提供=JWF/Sachiko HOTAKA)
◇5日 東京五輪 レスリング 男子フリースタイル74キロ級(幕張メッセ)
五輪初出場の乙黒圭祐(24)=自衛隊=は1回戦で敗退した。ダニヤル・カイサノフ(カザフスタン)を相手にフォール負けした。
乙黒圭祐は2015年に初めて全日本選手権を制し、18年には弟の拓斗(22)=自衛隊=とともに世界選手権に出場。しかし世界選手権、五輪を通じて日本男子で初となる10代での王者となった弟に対し、自身は初戦敗退。大きく明暗が分かれた。
五輪の代表切符をつかむまでの道のりも平たんではなかった。同階級のライバルである奥井真生が19年5月の世界選手権で5位に入り、一歩先を走っていたが、同年12月の全日本選手権で優勝。昨年3月に行われた奥井との東京五輪代表決定プレーオフで奥井を倒し、逆転で兄弟五輪出場を決めた。
拓斗は競技最終日の6日に登場する予定。先にマットに上がる兄の威厳をかけて挑んだ五輪の舞台だが、弟に勝利のバトンをつなぐことはできなかった。
[匿名さん]