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ドイツのワクチン接種は順調に進んでいたが、ここ数週間の1日あたりの接種数はピーク時の半分以下に減少している。少なくとも1回接種した人は11月4日時点で人口の約69%、接種を終えた人は約66%。
RKIは、まだワクチンを接種していない60歳以上の高齢者300万人以上が危険にさらされていると警告した。
中東欧諸国は西欧より厳しい状況に直面している。
ロシアの過去1週間の死亡者数は8,000人以上、隣国ウクライナでも約3,800人が死亡した。両国のワクチン接種率は低く、ウクライナの過去24時間の陽性者数は過去最多の約27,000件まで増加した。
ルーマニアの陽性者数は減少傾向にあるが、それでも過去1週間の陽性者は1日あたり約10,000件台を維持している。2日の死亡者数は過去最多を大きく更新する591人だった。
オランダ政府は今週、過去1週間でコロナの入院患者が31%増加したと明らかにした。保健当局は数日中に公共の場でのマスク着用義務化と社会的距離のルールを再設定する予定。
ハンガリーの陽性者数は1週間前から倍増した。1日あたりの死亡者はまだ100人を下回っているが、一部の医療専門家は政府にワクチンキャンペーンと感染予防対策の強化を呼びかけている。
クロアチアの4日の陽性者数は過去最多、スロバキアは過去最多に迫り、チェコは今春以来の水準に達した。
人口約190万人のラトビアは爆発的な感染拡大を受け、3カ月間の非常事態を宣言した。3日の陽性者数は過去最多の2,718人、死亡者も最多を更新する45人、直近1週間の陽性者数は1日あたり約2,200件。
ワクチン接種率の高い国でも陽性者が増加している。イタリアは1週間前から約17%増加、ポルトガルは約2カ月ぶりに1,000件を超えた。