インフルエンザの患者数が、昨年同期の1500分の1という極めて低い水準となっている。
厚生労働省の発表では、20日までの1週間で全国約5000か所の医療機関から報告された患者数は70人(1医療機関あたり0・01人)で、
昨年同期の10万5221人(同21・22人)に比べ1500分の1に激減している。
秋以降ずっと低水準が続いている要因について
専門家は、新型コロナの感染拡大でマスクの着用や手洗いの徹底、
3密の回避といった対策が行われ、海外との往来が減少している影響が大きいとみる。
[匿名さん]
昨年12月初旬に感染した会社員の女性(29)は、だしのうま味など、和風の繊細な味を感じにくい状態が2カ月以上続いている。
感染に気付いたきっかけは、ハンバーガーの味が全くしなくなったことだった。
当初の鼻詰まりや倦怠感はすぐに良くなり、キムチなど強めの味や香りは1週間ほどで感じるように。
でも鍋料理や肉じゃがは今も難しい。
女性は「最近、味が濃い物ばかり食べたくなる。味覚が戻っていない影響だろうか」と心配する。
37度台の熱が数日続き、軽症者用ホテルで療養した福岡県太宰府市の50代男性は、感染から9カ月たった今も倦怠感がある。「感染した時と同じ体のだるさや息苦しさを感じて、再発を疑って熱を測っても平熱という日々が続いている」
体質が完全に変わってしまったようだという。
[匿名さん]