国の持続化給付金を騙し取った男ら3人が逮捕された事件。
指南役の男2人が再逮捕です。
再逮捕されたのは、いずれも会社役員で、名古屋市中区の守屋涼斗容疑者(26)と名古屋市瑞穂区の杉本雅彦容疑者(41)です。
2人は、ことし6月、守屋容疑者の知人の20代の男性会社員の名義でウソの申請をし、持続化給付金100万円をだまし取った詐欺の疑いが持たれていて、守屋容疑者は黙秘、杉本容疑者は、容疑を認めているということです。
守屋容疑者らは、すでに2度逮捕されていて、だまし取った給付金は4億円に上るとみられます。
[匿名さん]
受給要件を充たさないにもかかわらず申請して持続化給付金を受けとると、不正受給となり、法律上、受け取った給付金は返還しなければなりません。
持続化給付金の不正受給の例として、経産省では以下を挙げています。
・事業を実施していないのにもかかわらず申請する
・各月の売上を偽って申請する
・売上減少の理由が新型コロナウイルスの影響によらないのに申請する
不正受給と判断された場合には、給付金の全額に年3%の延滞金を加え、さらにその合計額の2割を加算した額について返還請求されます。
返還請求については、先日、本来受給資格がない方が誤って給付を受けた場合については、自分から申し出て返還すれば、延滞金や加算額については請求しない方針であるとの発表が経産省からありました。
[匿名さん]