🛩️ 自衛隊・軍事全国

>>45 あえて検索するような言葉でもないでしょう。 銃剣突撃の最後の瞬間や近接戦闘の際に敵を銃剣で突く演練です。近代歩兵の超基本的な戦技です。 米軍はもちろん、中共軍やコリア軍隊も含めて世界中の軍隊の新兵訓練でこれを廃止した国などないですね（その訓練に割く時間は減ってはいますが）。 銃剣が発明される以前、近代初頭まではひと口に歩兵といっても銃兵と刀槍兵とは別のものでした。 銃兵は敵との間合いが取れている時には敵に対して抵抗出来るのですが、陣地などに刀槍兵が突入してくると、銃兵は陣地を捨てて逃げるしかなかったのです。 しかし銃剣の発明によって銃兵も陣地内における近接戦闘でもしぶとく抗戦出来るようになります。その結果、歩兵とは銃剣付きの小銃を持った兵士ということになるのです。 銃剣を使った訓練は現代でも重要です。 例えば特にテロとの戦いともなれば、民間人に偽装した敵がナイフ等の刀槍でいきなり襲いかかってくることも大いにありえます。 そのようにいきなり近接戦闘を強要される状況では銃弾は役に立ちません。その時に頼りになるのが銃剣付き小銃です。 またいくら戦車や戦闘爆撃機があっても戦闘の結はつきません。 現代でも歩兵を廃止した国などないように、未だに個々の歩兵によるシラミつぶしの残敵掃討機能は他の兵科や装備で代替されるには至っていないのです。