J1鳥栖大ピンチ、20億円赤字 竹原社長「存続へいかなる手段もとる」
J1サガン鳥栖を運営するサガン・ドリームスは26日、定時株主総会を開き、当期純損益が20億1486万9000円の赤字となる第16期(2019年2月〜20年1月)決算を承認した。赤字は2期連続で12年にJ1に昇格して以降では最多額。
ビデオ会議アプリを通じて会見した竹原稔社長は資金繰りについて「他のJクラブよりも(資金ショートに陥る時期は)早いとは思う」と厳しい現状を明かした上で「鳥栖の存在意義を見つめ直し、いかなる手段をとってでも存続に向けて全力で努力する」と決死の覚悟を口にした。J1札幌が行った選手の報酬返納については「慎重な案件で、単にコストカットしてクラブが生き残ればいいというものではない。選手にとっても喜ばしい大胆な施策ができれば」と語った。
うなぎいぬ