松野官房長官は、16日の記者会見で、トリガー条項の凍結解除について否定的な考えを示しました。
『ガソリンの買い控えや、その反動による流通の混乱、国・地方の財政への多大な影響などの問題から凍結解除は適当でない』と述べています。
政府は元売りの事業者に対して補助金を出すことで価格高騰を抑える政策を発表しましたが、それで事業者が値下げするという確証はなく、効果は未知数。
“ガソリンの値段は下げない” とも取れる松野氏の姿勢に、怒りの声が上がっています
《なんで減税すると“買い控え”になると思うんですか? いまのままのほうがよっぽど買いたくないんですけど》
《それで下がらなかったら元売りを責めるのだろうか? 岸田政権はことごとくケチな政権だ》
《みんながみんな、レジャーに出かけるためにガソリンを使うわけじゃないんですよ。むしろ、仕事のために使う人がほとんど。トリガー条項凍結を解除すれば済む話。なんで元売りに補助金?》
減税による “税収減” は捨て置けない、というのが政府の本音だろうか。