3月下旬ごろの3連休明けにも急増していた。新型コロナを研究し対処できる医薬品を開発し安全性を保障し製造して販売する方々が存在しなければ、地上はたちまちのうちに、感染して死ぬことを待つしかない絶望に覆われる。何百年も前に疫病が流行したとき人々の救いになるべき教会の従事者と医療従事者は人々と一緒に闘うのではなく我が身可愛さに真っ先に逃げ出し、村ごと封鎖された村民の方々は自宅にこもりながら家族とともに疫病で死ぬことを待つことしかできなかった。そのときの心境は察するに余りある。そのときと同じことが感染が再拡大している現在、起きようとしている。新型コロナが再拡大して医療がひっ迫し受け入れ病院がなくなれば自宅療養しかなくなる。そうなれば本当に、助かるはずの命が助からなくなる。同じことが起きる。病床を増やしてもスタッフが居なければどうにもならない。誰でも医者になれるわけではない以上は医療スタッフは限りのある資源。その限りある資源すらも日々感染の恐怖と闘いながらまた世の中からのいわれなき不当な差別とも闘いながら新型コロナと闘っている。そのように奮闘ぶりを思うと一人でも多くが感染しないことが医療従事者の方々への一番の孝行になるのは明らか。オールジャパンで冬の感染を乗り切れるかどうかに関心が集まり始めている。