5 金魚(8.28生,2018.6.11Debut,道頓堀劇場)
一、 四回目「2周年作」
盆に座り、ゴールドのティアラにアジア圏の王族をイメージさせる衣装で瞑想するような一曲目。シャーマニックなダンスの二曲目。何かに憑依されたような表情で、野獣さながらの空気を醸し出すベッド入り。猟奇的な展開から、トランスに入ったように踊るベッド中。解脱したかのような祝祭性を感じさせる立ち上がり。
宗教儀式というか聖戦を思わせるようなスピリチュアルなステージ。野蛮な野性そのものといった強烈なインパクトだった。
二回目「1周年作」
黒いレースのショールに深いスリットの入ったトルコブルーのドレス、黒い仮面をつけてダークに踊る一曲目。鞭を手にして、挑発的で鋭利な踊りを見せる二曲目。ビザールでサディスティックなベッド入り。まるでナイトメアを見ているようなゴシック・ホラーの如きベッド中。淫靡で暴力的な、ポーズを切らないドラマチックな立ち上がり。
漆黒で塗り込められたような世界観に圧倒される凄まじいテンションのステージだった。
三回目「デビュー作」
シルバー・スパンコールのセパレートで、煌めくダンスの一曲目。落ち着いた艶っぽさを漂わせてゆったり踊るベッド入り。気怠く官能的なベッド中。爽快感のある立ち上がり。
コンパクトにまとめられたステージ。ベッドにおけるエロ強度に痺れた。