爆サイ.com 四国版

👨🏽‍💼 政治家・議員


No.10502582
#396
竹中平蔵さんの説く、歳入庁議論も踏まえた国税への一本化と行政の合理化は必要な議論だとは思います。
税金と社会保険料と年金をバラバラに徴収することがどれだけ非効率なのかは、
確定申告や年末調整をまめにやっている人であればよくご理解いただけるでしょうし、
天引きされる社会保険料が馬鹿高くて実質的に税金のような状態になっているのも皆さんご存知でしょう。
以前、金融庁が老後に2,000万足りないと試算して騒動を起こして馬鹿にされていましたが、
竹中さんが言う前から、税と社会保障の一体改革の議論では、
すでに三党合意があった前提で話が進んできたことは重ねて指摘されるべきです。

また、きょうび「能力以上に給料をもらっている正規と、働きに比べてお金をもらえない非正規」というような、
あまり意味のない対立軸で格差を語るのは竹中平蔵さんの悪い癖だろうと思います。
そもそも、その「生産性に比べてお金がもらえない非正規」がいるのだとしたら、
それをピンハネしている人材会社がいるからであって、むしろ企業は非正規労働力に対して正社員以上に労賃を支払っています。
そのピンハネをしている企業の会長が竹中平蔵さん本人なのに、
なぜ第三者のテイで正社員と非正規との格差を煽っているのか理解できません。
せめて、企業が解雇しやすく、労働者も生涯を通じて再教育を公費で受けられ、自由に働き先を選べて、
労働基準監督署がしっかりと適法労働かどうかを監視できる体制を作ろうというほうが、
よほど我が国の労働政策においては合目的的ですし、経済効率も上がるはずです。

むしろ公務員が減り過ぎて、やるべきことに対して殺人的に業務が積み上がってしまい現場が回らなくなっている霞が関や地方行政、
あるいはブラック前提でシフトが組まれている医師や看護師など医療機関での実態について、
竹中平蔵さんはもう少し認識を新たにしたほうが良いのではないかと思います。


[ 匿名さん ]
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