爆サイ.com 北部九州版

🌍 ニュース総合



NO.6188554
新燃岳 流れ落ちる溶岩流 「地殻変動に動き」今後の展開は?
気象庁は9日、新燃岳から5キロ以上離れた鹿児島県霧島市で現地調査を行い、火口の北西斜面をゆっくりと流れ落ちる溶岩流を確認した。

新燃岳ではきょう午前1時45分以降、火山灰を噴出する連続噴火が停止し、火山性微動も振幅が小さくなったと気象庁が発表したが、午後1時5分以降、再び断続的な噴火が発生している。

気象庁はきょう昼前、新燃岳から5キロ以上離れた霧島市牧園町で、火口の北西側の斜面にゆっくりと流れ落ちる溶岩流を確認した。

溶岩からは白い噴煙がさかんに上昇しているが、溶岩流に伴う火砕流は見えないという。

また、新燃岳の北西6キロに位置するえびの岳付近では、爆発的噴火が発生した今月6日ごろから地盤の収縮が確認されていた。

この地点は、2011年の噴火の際にマグマを供給したマグマだまりがあると考えられているエリアだが、きのう(8日)昼以降、地殻変動が停滞しているという。

防災科学技術研究所(NIED)によると、2011年の噴火では、1月26〜27日にマグマや火山灰が比較的急速に噴出する「準プリニー式噴火」が3回発生したのに伴って、地殻変動が起こった。

その後、28日に出現した溶岩ドームは三日間かけて直径500メートルまで成長し、ふもとの宮崎県高原町が住民への退避勧告を出した翌日の2月1日、爆発的噴火が発生。

この時の空気振動により100枚以上の窓ガラスが割れ、九州各地や四国の愛媛県や高知県でも家屋の振動が報告され、千葉県でも圧力変化が観測されたという。

まあ、想定の範囲内です。

2011年とよく似たパターン。

この後にプリニアンにつながり、噴煙がそのまま立ち上がることを恐れてる。
【日時】2018年03月09日 15:55
【提供】ハザードラボ

本サイトに掲載されている記事の著作権は提供元企業等に帰属します。