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夏の甲子園大会7日目(14日)第2試合は済美(愛媛)が三重(三重)に9−7で勝った。
注目の済美のエース安楽は初回に155キロをマーク。
1980年以降では07年の仙台育英の佐藤(現ヤクルト)の記録に並んだ。
それでも計11安打を浴び、初回に2点、九回に5点を取られた。
暴投、死球もあった。
春の選抜で5試合772球投げた疲れか、大会前に体調を崩したためか、スピードこそ出ていたが本来の伸びはなかった。
三振も7個だった。
安楽の話「スピードは出ていたが(ボールの)指のひっかかりがよくなかった。コースが甘いところにいって打たれた。相手打者がストレートにタイミングが合っていたので、途中からスピードよりコントロールを重視して投げた。155キロの最速タイは途中でベンチで聞かされた。球速へのこだわりはあった。自己最速の157キロを出せるかなとも思った。最後はピッチングが単調になって、相手の打ち損じを願うような投球になってしまった。初回、九回に失点し自分の一番ダメなところが出た。情けない。次(対花巻東)は(一、九回に)失点しないようにして、157キロを出したい」
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