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読者のみなさんは、りんごの品種を見た目だけで識別することはできるだろうか。おそらく「できる」と答えられるのは、りんご農家かりんごの生産が盛んな地域の出身者くらいだろう。そんなりんごの品種の識別をゲーム化した「ぷよりんご」を青森県が開発したという。今回はりんごの識別が難しすぎて「無理ゲー」とネットで話題のぷよりんごについて詳しく見ていこう。

青森県観光企画課公式が開発した「ぷよりんご」が話題

SEGAの「ぷよぷよプログラミング」のサンプルコードをベースに開発されたぷよりんご（画像：Twitterの投稿から引用）

11月23日、青森県観光企画課の公式アカウント・まるごと青森（@marugotoaomori）は、「#ゲームの日 ということで #ぷよりんご 作ってみました！りんごの品種別に消すタイプ。青森県民なら『むずかしい』でも余裕！？」とツイート。プレイしている動画とともに、SEGAの大ヒットゲーム・ぷよぷよシリーズをオマージュした「ぷよりんご」を制作したことを報告した。

同ゲームは、落ちてくる2つのつらなったりんごを組み合わせ、同種のりんごを4つ以上繋げて消していくというもの。消えたりんごは収穫され、「とった量」として重量が表示される。レベルは「やさしい」「ふつう」「むずかしい」を選択することができ、レベルが上がるごとに登場するりんごの品種が4種、5種、8種と難易度がアップしていく。りんごの品種に詳しい青森県民ならまだしも、りんごの品種を全く知らないという人にとって、見た目が似ている複数のりんごを見分けるのは至難の業だろう。

いいね3万超えも、りんごの識別に苦戦する人続出

「むずかしい」に登場するりんごは、ふじ、世界一、ピンクむつ、ジョナゴールド、千雪、紅玉、北斗、サンふじの8種類（画像：Twitterの投稿画像を引用）

同ツイートには、3.1万件以上のいいね、2.6万件以上のリツイート・引用ツイート（どちらも2021年11月25日時点）が寄せられ、様々な反響を呼んでいる。「これ無理ゲーすぎる」「全部同一色で品種分からなすぎだろ」「やさしいレベルが難しくて草」「笑い止まらなかったし1連鎖も生み出せなかった」など、りんごの見分け方に戸惑う人の声が多数寄せられている。「13連鎖達成」「収穫した青森りんごは126kg」「次は青りんご版も作ってほしい」など、ゲームを楽しむ猛者や次作を希望する人もいるようだ。

りんごの生産量日本一を誇る青森県。過去に放送された「秘密のケンミンSHOW」（日本テレビ系）の「青森県民はりんごの品種を見ただけで言い当てられる！？」と題した企画では、青森県民を対象に見た目だけでりんごの品種が見分けられるかが検証され、全問正解する人が続出。青森県の小学校ではりんごの品種がプリントされた下敷きが配布され、自然とりんごの品種をおぼえるという文化が紹介されていた。

そんな青森県民にとってこのゲームは朝飯前のレベルなのかもしれない。りんごの品種を識別できる人も、まったく知らないという人も楽しめるぷよりんご。話題のゲームをぜひ試してみてはいかがだろうか。

参照元：青森県民なら「むずかしい」でも余裕！？【まるごと青森（@marugotoaomori）さん】

※サムネイル画像（Image:「まるごと青森さん」Twitterより引用）

【日時】2021年11月27日 12:30
【提供】オトナライフ

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