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栃木県佐野市で8月、段ボール箱に入れられた少女の遺体が見つかった事件で、死体遺棄などの罪に問われた住所不定無職の栗林亨(30)、岩崎春敏(45)両被告の判決が26日、宇都宮地裁足利支部であった。
池田知子裁判長は栗林被告に懲役2年6月、執行猶予5年(求刑2年6月)、岩崎被告に懲役2年、執行猶予5年(求刑2年)を言い渡した。
判決によると両被告は8月3日、栗林被告が住んでいた埼玉県のアパートから同県北本市の白津佳奈さん(16)の遺体を段ボール箱に入れて乗用車で運び出し、佐野市の県道脇に捨てた。
検察によると、白津さんは栗林被告から譲り受けた向精神薬の過剰摂取で死亡した。
池田裁判長は「執行猶予をつけたのは反省の態度を示しているため」としている。
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