いまツイッターで話題になっているハッシュタグ「#名称は同じだが徒歩連絡はやめるべき駅」をご存じだろうか?同じ名称だから「簡単に乗り換えられるか」と思いきや、想像をはるかに超える距離を歩かされるという初見殺しの駅たちのことである。
今回は、このハッシュタグでどこのどんな駅が挙がっているのか、まとめてご紹介しよう。
首都圏エリアの「#名称は同じだが徒歩連絡はやめるべき駅」
京葉線東京駅に至っては「遠京駅」といじられることも
首都圏エリアで名前が挙がったものの中でも、多くの人が知っているであろう事例が「東京駅」。東京駅経由でディズニーランドに行ったことがある人は分かると思うが、JR京葉線が恐ろしいほど遠い。駅構内を歩いて移動するのだが、途中で本当に着くのか心配になってしまうほどに遠いのだ。おそらく20分弱はかかるだろう。
また、他に挙げられていたのは「浅草駅」だ。こちらもつくばエクスプレスとそれ以外の路線で駅が800m近く離れており、徒歩10分以上かかる。「蔵前駅」は、同じ都営地下鉄なのにもかかわらず、浅草線から大江戸線に乗り換える時は、一度地上に出ないといけない。こういった移動時間は地図アプリで省略される場合があるので注意だ。
神奈川県の「武蔵小杉駅」の名前も挙がっていた。東急東横線の武蔵小杉駅から横須賀線・湘南新宿ラインの武蔵小杉駅への乗り換えは、JR南武線のホームを通過する必要があり、所要時間は徒歩15分ほど。東横線側には飲食店が多いため、横須賀線ユーザーからは「ホント酔いが醒める」という声も上がった。
番外編:徒歩5時間の同名駅も!?

12/31 C99東ヒ36久留里(@Kurur1BA)さんの作成した足柄駅の乗換え図(画像は投稿画像を引用)
ここからは、数時間単位での移動を要する同名駅について紹介する。
神奈川県と静岡県にある「足柄駅」。神奈川県の小田急線足柄駅と、静岡県のJR御殿場線の足柄駅は、徒歩で移動すると5時間以上かかるそう。足柄とは神奈川県と静岡県の県境付近の足柄山・足柄峠周辺の地名であることから、どちらも同じ足柄であることは間違いないが、もはや修行と言っても差し支えのない距離である
大阪府の「高井田駅」もかなりハードだ。大阪メトロ中央線の高井田駅が東大阪市、JR大和路線の高井田駅が柏原市にあり、徒歩移動だと3時間かかる。兵庫県の「阪急六甲駅」と「神鉄六甲駅」は徒歩5時間で、山道を抜ける必要があることから「電車より先に猪に出会う」というコメントも見られた。
いかがだったろうか。不慣れな土地で乗り換える際には、“名称は同じだが徒歩連絡はやめるべき駅”でないか、あらかじめチェックしておくといいだろう。
参照元:九条(阪神)-九条(近鉄) 三条(京阪)-三条(JR) みたいな?【彩葉(@iloha_train)さん】
参照元:こんにちは、コレ作った本人です。(足柄駅構内案内図)【12/31 C99東ヒ36b 久留里(@Kurur1BA)さん】