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テレワークで深刻化する「会話レス社会」半数が感じた孤独と意思疎通の壁

コロナ禍や働き方改革などを皮切りに、世間ではテレワークという勤務スタイルが定着してきた。出社せずに働けるメリットはあるものの、テレワーク導入後にはコミュニケーションや業務における課題が生まれているという。そこで今回、厳選した業者を紹介する法人携帯マッチングサイト「一括.jp」は、150名の会社員を対象にテレワークに関するアンケート調査を実施。調査結果から、社員のリアルな悩みや課題についての反応が明らかになった。

テレワークで深刻化する「会話レス社会」 半数が感じた孤独と意思疎通の壁の画像1
(Image:「photoAC」より)

テレワーク導入後、社員同士のコミュニケーションはどうなった?

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コミュニケーション量はそれほど変化がないようだ(「一括.jp」調べ)

テレワーク導入後の社員同士のコミュニケーション量について尋ねたところ、「あまり変わらない」という回答が46.7%(70名)、「増えた」という回答はトータルで13.3%(20人)、「減った」という回答はトータルで15.3%(23名)となり、コミュニケーション量はテレワーク導入前とそれほど変わらないことが明らかになった。また、「テレワークを行っていない」という回答が37名で24.7%となり、そもそもテレワークがまだ浸透しきっていない企業も多いことが分かる。

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テレワーク導入後はチャットやオンライン会議ツールの利用が増えた(「一括.jp」調べ)

コミュニケーション量に関連し、テレワーク導入後に増えたコミュニケーション手段についても尋ねたところ、ZoomやTeamsといった「オンライン会議ツール」が60%、SlackやChatworkといった「チャットツール」が65%と高く、一方、「電話・音声通話」は5%しかなく、メールやSNSに関しては回答がなかった。現在は顔の見えるツールやビジネスに適したチャットツールがコミュニケーション手段の主となっているといえるだろう。

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テレワーク導入後のコミュニケーションに半数近くが課題を感じている

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課題を感じていないという回答も半数近くに上った(「一括.jp」調べ)

テレワーク導入後、社員同士のコミュニケーションに課題を感じているか尋ねたところ、「感じている」「感じていない」という回答がそれぞれ半数となった。現状のままで問題ないという人は半数ほどいるものの、一方でコミュニケーションに課題を感じている人が半数近くも存在しているのは、好ましい状況とは言いがたい。

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テレワーク導入後、多くの人は寂しさや意思疎通の難しさを感じている(「一括.jp」調べ)

「課題を感じている」と回答した人を対象に、具体的にどんな課題や悩みを抱えているか尋ねたところ、「対面に比べ意思疎通が難しい(伝わりにくい)」という回答がトップで52.7%となった。気軽に話しかけたりタイミングを見ての声掛けなどができない分、意思疎通が取れずに苦労している人が多いのかもしれない。次いで「雑談や気軽な会話が減って寂しい」という回答も47.3%と多く、対面による人の温度感がないことが起因していると考えられる。

テレワーク導入によって、実務的な課題だけでなく、心理的な課題を感じていることが明らかになった。今後、このまま課題を感じている人が増え続けると、新たなコミュニケーションツールの誕生や働き方の変化が訪れるかもしれない。

【日時】2025年07月19日 08:00
【提供】スマホライフPLUS

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