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「イスラエル人は来るな!」ギリシャの島でクルーズ船の入港に抗議デモ

イスラエルへの国際的な怒りが高まる中、ギリシャでもイスラエル人観光客を拒否する、抗議デモが行われている。

クルーズ船の入港阻止を試みる

クレタ島のAgios Nikolaos港では7月29日、親パレスチナのデモ参加者が集まり、イスラエルのクルーズ船が入港するのを阻止しようとしたという。

約200人のデモ参加者は、クルーズ船「クラウン・アイリス」号が接近する中、「ジェノサイドを止めろ!」と書かれた横断幕を振っていたそうだ。

一方、クルーズ船に乗っていたイスラエル人の観光客の中には、イスラエルの国旗を振り回し、デモ参加者に暴言を吐く者もいたという。

しかしその後、首都のアテネから警察の暴動鎮圧部隊が派遣され、沿岸警備隊の船舶3隻と陸軍の特殊部隊も到着。

彼らが、下船したイスラエル人観光客のために道路を開通させた一方、デモ参加者に対して催涙ガスを使用し、解散させた。その際、デモ参加者の中から逮捕者も出たと言われている。

他の島々でも同様の抗議デモ

しかしギリシャでは、イスラエルによるガザ地区へ攻撃に反対するデモが、アテネをはじめとする各地の都市で数多く行われているという。

7月28日にはロードス島でも、「クラウン・アイリス」号が入港した際、デモ参加者が抗議活動を開始。取り締まる警察と小競り合いになり、8人が逮捕された。

また先週には、ギリシャのシロス島でも同様のデモが行われ、200人が参加したそうだ。

「クラウン・アイリス」号には、1500人の乗客のうち、約600人のイスラエル人が乗っているとされ、他の島々でも抗議デモのターゲットになっている。

ガザ地区では7月30日もイスラエル軍による攻撃がつづき、夜明け以降、少なくとも75人のパレスチナ人が殺害された。そのうち63人が支援物資を求めていた人々だったという。(了)

【日時】2025年07月31日 09:05
【提供】Switch News

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